障害児の勉強失敗談

ADHD発達障害児、外遊び体育好き、勉強は全部苦手

字が汚い、忘れっぽい。落ち着きがない。ADHD発達障害児には、じっくり基本から。

外遊び大好き、体育が好き、勉強は全部苦手。

うちの息子は小学校2年生、外で遊ぶのが大好きで、休日はほとんど家の中に居ず、朝ごはんが済んだとたんに、公園へ飛び出していくような子供です。
好きな科目は当然体育、嫌いな科目は算数と国語、まだ2年生なので社会や理科は始まっておらず勉強らしい科目は全部嫌いということで、親としては「子供はそんなもんだろう、自分もそうだったし」という気持ちと「もうちょっと勉強好きになってくれても」という気持ちが半々です。

専業主婦になって、子供の勉強を見てみると。

私はパート勤めをしていたため、息子が1年生のときは学童に通わせていました。高齢での出産で現在48歳、体調がよくないこともあり息子が2年になるときにパートはやめて、専業主婦になりました。
時間に余裕もできたので、息子の宿題や勉強を見てあげることができるようになり、学校から帰ってくると、宿題や教科書をチェックしだしたのですが、この時に初めて、息子がかなりいいかげんな、宿題のやり方をしていたことに気付きました。

字が汚い、字が読めない。自分も読めない。

まず基本的なことですが、字が汚い。小学校の低学年なので、字の大きさがバラバラで、読みづらいのはしかたないですが、息子の字は何が書かれているか、わからない字なのです。解読できずに息子に「これなんて書いてあるの?」と聞いたら、本人も読めない。本人すら読めない字を書いてどうするんだ、もう少し丁寧に書け!とつい叱ってしまうほど、ひどい字です。
私も叱りたくはないのですが、そうやって注意しているときにも「終わったら遊びに行っていい?」ばかり言う息子についつい怒鳴ってしまいました。
数字もひどく「7」は、カタカナの「ワ」に見えるし、「4」か「9」かわからない数字を書くし。1年生のときにも、たまにはチェックしてたのに、こんなにひどかったのかと、愕然としました。

落ち着きがなく、忘れっぽい。

1年生のときは、学童で宿題をやって帰ってきていたのですが、やはり遊びたい気持ちが先行して、宿題がやっつけ仕事になっていたようです。書いたものを最後にチェックするなんてことも、全然やっていなかったのでしょう。
持ち帰ったテストも、足し算6問すべてが未回答、なんてのもありました。「あとからやろうと思ってやるの忘れた。」らしいです。最後にチェックしていれば防げたミスなのに。テストの下にも「おわったらもういちどかくにんしよう」と書いてあるのですが、そんな習慣づけができていないのでやらないです。

じっくり、基本からやり直します。

漢字の練習ノートには「1字ずつかきましょう」という、先生の注意書きがありました。漢字を10回練習するのに「へん」を10個先に書き、そのあと「つくり」をまとめて10個書くという、やり方をしていたようで、字の一部が欠けている字が、ずらずらと書かれていました。
とにかく基本の基本がなにもできていないです。幸いパートをやめたので、勉強のやり方からじっくり教えていけたらと思います。

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