
勉強は苦手、でも学校は楽しい。
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小学校6年生、明るく元気でクラスのムードメーカー、ADHD注意欠如多動性障害の子

みんなで遊ぶのが大好き。
小学6年生の男の子の母親45歳です。
日中は派遣の仕事をしているので、子供の勉強はほとんど見てあげられていません。
私の性格は優しいほうだと思いますが、頑固なところもあります。
うちの子供は、学校の懇談会では担任の先生に、「ムードメーカーで明るくみんなと仲良くやれる性格です」と言われます。
性格はいいけど、勉強はイマイチ
ただ、性格はいいようなのですが、勉強はイマイチです。
私たち両親とも、そんなに賢くはないにしても、もう少し勉強ができてもいいかなって思います。
学校の懇談会では、ほかにも「算数の計算はできるけど、文章題ができない」と言われます。
じっくり読むことが嫌いなのだから仕方ないと、納得してしまうのですが。

音楽のリコーダーなんて、やってもしょうがない。
もう一つ、いつも言われることは「音楽のリコーダーが苦手」なことです。
先日、学期末の成績をもらってきた時に、
うちの子供が「声変わりしてあんな高い音、出せないよなあ、無理だって。歌ってもしょうがないから、声出して歌わなかったから。音楽めっちゃ悪い」と、音楽の成績の悪さを、悪びれもせず豪語しました。
音楽の成績が悪くても、平気な態度で反省なし。
私の心の中で、ブチッと音がしましたが、ここで怒っては、これから先、子供から素直に学校のことを話してもらえなくなることを、過去の経験から感じました。
それで、「そうなんだね」と、私の顔はひきつっていたかもしれませんが、子供の言葉をひとまず受け入れて、何と返事をして良いのかを、頭の中で必死に考えました。
怒り爆発、結局ケンカに・・・

音楽なんて、無理だって。
そして「そんなに高い歌なら、1オクターブ低くしてもらえば良かったのに」とできるだけ優しく答えました。
「そんなの無理だって」と子供が言うので、
私が、「どうやったら上手く歌えるかを、考えるのが勉強でしょう?せっかく教えてもらっているのに、もったいないよ」と言いながら、だんだんエスカレートしていき、
「だって、その成績はまずいでしょ?!」と結局、怒りを爆発させてしました。
母親の私が言ったこと、それが子供のやる気を無くさせてた。
その日は、夜になっても、しばらく子供とのやり取りを考えました。
そういえば、引っ越して転入した、今の学校は、リコーダーに熱心で、「リコーダーやって何になるんだろうね。そんなのやっても仕方ない。」なんて意味のことを、私が言ってたのを思い出しました。
子供は、以前に私の言ったことを聞いて、同じようなことを言うんだなあって、妙に納得しました。
何事にも、子供には一生懸命に取り組んでほしいっていうのが、親の願いなのに、私が反対のことを言ってた、と気づいて反省しました。
子供の意欲をなくす母親のネガティブ発言。

僕も、ごめん。
母親である私のネガティブ発言が、子供の勉強にとって、一番足を引っ張る結果になっていたなんて、と後悔しました。
その夜に私が「言い過ぎてゴメン」と謝ると、子供も「僕もまずいと思う」と、また私と同様に反省していました。
次の日、夏休みの宿題にでた、リコーダーの練習を、初めてするのが聞こえてきました。
うちの子供が吹くリコーダーが、あまりにも下手だったので、私も家にあった別のリコーダーで、一緒に曲を吹きました。
子供にはまだ、学校の宿題の曲は、少し難しいようでした。

一緒にレコーダーを練習しよう。
そのうちに前の学年で習って弾いたことのある曲を、吹き始めた音が聞こえてきました。
今からでも遅くはない。
夏休みには、私も子供とリコーダーを一緒に練習しようと思います。
母親である私のネガティブ発言、これが足を引っ張りましたが、今度は、私も子供と一緒にリコーダーの練習をやることで、子供のやる気もアップするような気がします。
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