障害児の勉強失敗談

テストの間違いの復習で、好きな勉強・得意な勉強をより完璧に。

間違ったテストで、復習を繰り返す勉強方法。ADHD発達障害児。

小学校4年生のコウキ君は算数の勉強が得意です。足し算も引き算も、3桁の数字までなら簡単に暗算で解いてしまいます。でもちょっと、うっかりミスが多い、おっちょこちょいな性格です。

算数の勉強が得意な子、でも間違うこともある。

学校でテストがあると100点の答案を持ち帰り、机の中のファイルに「勲章」のようにコレクションしているのが誇りでもありました。しかし、やはりコウキ君にも算数で100点を取れないこともあるのです。単純な計算ミスや、かけ算九九の暗記違いなど、算数のテストで100点を取れないことがありました。

「100点のテスト」が宝物

コウキ君は「100点のテスト」が宝物であり、誤答のある解答用紙には何の興味もありませんでした。そのため、持ち帰ってもファイルに綴じることはなく、お母さんに見せた後はすぐにゴミ箱に捨ててしまうのです。

間違ったテストは捨ててしまう。

お母さんは、コウキ君が捨てようとしていた誤答のある答案用紙を捨てずに取っておきました。そして、数枚たまったところで「お母さん特製の算数テスト」に仕上げ、コウキ君が間違えてしまった問題を中心に集めた特製のテストを作りました。

お母さん特製の算数テストで勉強。

「今日はこの算数プリントを解いてごらん」、そう言ってコウキ君に算数プリントを解くように促しました。15分経ったとき、コウキ君は得意げにプリントを手渡しました。結果はどうだったのでしょうか…
コウキ君の間違えた問題で作った算数プリントは、結果80点の仕上がりでした。コウキ君はとても悔しがりました。

テストで間違うこともある。間違いを解き直す勉強が大切。

お母さんはコウキ君に「この問題は、あなたが学校で間違えてしまったテストの問題で出来ているのよ。間違えをそのままにしていたら、新しくテストを受けても100点は取れないままなの。出来なかった問題を繰り返し解き直すことで、いつでも100点が取れる力が付くのよ。間違えにこそ100点の元が隠されているのだからね」、と教えました。

自分から間違った問題をやり直す。

次のテストで、コウキ君は85点を取って帰りました。いつもなら、ゴミ箱に捨ててしまう答案用紙を机に広げ、何度も何度も問題を解き直して勉強していました。「同じ間違いは絶対にしたくない!!」、そんな強い気持ちの表れなのでしょう。

復習を繰り返し、間違いを完全に克服する。

テストで100点を取れれば、子どもは嬉しいに決まっているのです。しかし、常に100点が取れるわけではないので、間違えた問題は二度と同じ間違いをしないように、復習を繰り返すことで、間違いを完全に克服することが出来るでしょう。

復習で、好きな勉強・得意な勉強をより完璧に。

好きな勉強・得意な勉強をより完璧に補強するためには、一度間違えた問題は確実に正しく覚え直すことが重要なのです。復習の大切さは、子どもにはなかなか伝わりにくいことかもしれません。しかし、「間違えた悔しさ」から「完全に克服した自信」に変換するには、復習無くしては実現しないのです。

勉強は間違えても大丈夫。

間違えても大丈夫、次に同じことを繰り返さないようにもう一度勉強しよう。このような発想を心に留めておくよう指導してあげることが、子どもの勉強では重要なのではないでしょうか。

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