障害児の勉強失敗談

LD学習障害、読解力がない娘に読書を強要して失敗。問題解決に成功した方法は?

無理矢理やらされて、嫌になった。

180301208

メニュー

180326001 180326002 180326003

勉強は強要せず、子供が進んでやるように仕向けること。

文章が苦手でも努力すればできると考えて、失敗しました。

私は39歳の専業主婦で、現在結婚15年目。
結婚してからはずっと専業主婦を通していますが、それ以前は会社員や塾講師・家庭教師などの経験があります。

こんな私の性格は生真面目でコツコツ努力するのが得意なタイプ。
常に冷静沈着なタイプなので、子供との付き合い方も感情的になることはあまりなく、常に理性的な対応をしています。
言い方を変えれば型にはまった、面白味のない地味な性格と言えるかと思います。

小学校5年生の娘、算数の勉強は得意です。

算数と理科は得意です。

そんな私には娘がおり、現在小学5年生。
娘は私とは真逆の性格で、いつも賑やかで明るい社交的な子。
感情の起伏は激しいのですが、裏表がないさっぱりとした男の子っぽい性格だと感じます。

そんな娘の得意な科目は算数と理科。
それらの科目はコツさえ分かれば暗記することも少なく、熱心に繰り返しの勉強をしなくても頭に入ってきやすいのだそうです。

文章を読む能力が弱い、LD学習障害の傾向があります。

文章を読むの苦手。

逆に苦手なのは国語と社会。
社会に関しては興味のないことの暗記を強要されるところが嫌なようですし、国語に関しては文章の読解力がないために、文章を読んでも理解できないことが、苦手意識の原点になっている様子です。

計算はできるけど、文章を読む力がない娘。
偏った学習能力で、典型的なLD学習障害の傾向だと指摘されています。

親が読書を強要、文章を読む力をつけさせたい。

無理矢理?

社会はまだしも、国語の読解力は小学生のうちから身につけていかないと困ると焦った私は、娘に読解力をつけさせる勉強として、読書を強要してしまいました。
私自身本が大好きで子供の頃から様々な本を読んでいるので、私が子供の頃面白いと思った本中心に、図書館でピックアップして、娘に毎日30ページ読ませたことがあります。

娘は嫌がり、読まなくなりました。

本読みなんてイヤ。

最初の頃は嫌々でも読書を続けていた娘。
しかし次第にそれも億劫になり、結局読んだと嘘を言うようになったり、本を読むことにストレスを感じるようになったせいか、国語という科目はおろか、読む作業自体を嫌がるようになってしまったのです。

娘のペースで本読みさせると、楽しんで読み始めた。

自分のペースなら、楽しめる。

今振り返って思うのは、読書は親が強要させるものではなく、子供が自発的にするものだということです。
私がお薦めの本を無理強いして読ませようとしても、全く効果がなかったのですが、娘に図書館で自分の好きな本を選ばせたり、月に1回本屋さんで好きな本を購入してあげたりといった形で、読書の習慣を進めていったところ、以前あれほど嫌がっていた読書を自ら進んでするようになりました。
もちろん毎日のノルマもなしで、本人のペースに合わせて楽しんでいる様子です。

勉強は強要ではなく、自らやるよう仕向けるのが親の務め。

子供の自主性を育てるのが、親の務めですね。

国語に限らず、すべての科目に関して言えることだと思いますが、親が勉強を強要するのはよくありません。
子供が自らやってみたいと思わせるよう、仕向けることが親の務めだと、この失敗を通して痛感しました。

メニュー

180326001 180326002 180326003

-障害児の勉強失敗談

関連記事

LD学習障害児、復習テストで9点を取った我が子、10点満点じゃなく100点満点です。

音楽はコンクール受賞、勉強は全くダメ、LD学習障害タイプの子。不得意科目は、勉強全般、特に算数。周りの子は、通信教育や塾通い。小学校の間は、塾通いはナシで頑張ります。

集中できない発達障害児には、短時間で効率的なカードの勉強方法

静かに机に向かって勉強、これって発達障害児には難しいことなんです。集中が苦手な障害児には、カード学習が効果あり。あきないように、楽しくカードで勉強。集中できない子は、短時間で効率的な勉強方法が重要です。

ADHD発達障害児、教科書中心で小さな自信を積み重ね。難しい教材はやる気をなくす。

明るく元気で天真爛漫、ADHD注意欠如多動性障害の子。勉強では、理科が嫌いで、算数は好き。学習教材は、無理のないものを選ぶ。教科書を中心に勉強、そして応用をプラスする。

円は365度?1年は360日?うっかりミス連発、ADHD発達障害児。

円は360度、1年は365日。注意力が弱く360と365がごちゃ混ぜになる、ADHD発達障害児。

息子は小学6年生、アスペルガー症候群。作文の勉強方法と、通信教材の失敗談。

子どもは現在小学6年生。好奇心旺盛で、興味がある事は自分で試してみたくて我慢ができない男の子です。発達障害の一種の、アスペルガー症候群の傾向が見られると、言われています。