障害児の勉強失敗談

単純な計算ミスが多いADHD発達障害児。勉強はやり直しが大切。

小学校5年生で、勉強がわからなくなった。

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ADHD小学校5年生。勘違いが多い、単純な計算で悩んでしまう子の勉強方法。

うちの娘が小学校低学年の時には、多少の勘違いの間違いはあれど、勉強についていけないということは、ありませんでした。
しかし、学年が上がるにつれ、理解できない勉強も増えてしまい、娘が小学校5年生の時は「算数の割合が分からなくて、授業で手を上げられない」というのが悩んでいたようです。

習い事が大好きな娘。塾に行く時間がないので、母親の私が家庭教師。

スイミングとピアノは大好き。

小学校5年生の頃から、家庭学習が学校での復習ではなく、学校で分からなかったところの補習になってきたように思います。
とはいえ、スイミングとピアノの習い事があって、学習塾には行きたくないと言うので、補習の講師は必然的に母である私の役割になるわけです。

つい子供を怒って反省、教えるには寛容な態度で。

怒られると、勉強がもっとイヤになる。

私は子供に勉強を教えるプロではありませんし、娘とは違って気が短い方ですから、ケアレスミスをしたり、小学校5年生にもなって単純な計算で悩んでいたりすると、
「なんでこんなこともできないの?」と口に出してしまうタイプです。

それだと娘はどんどん萎縮してしまうので、少し勉強の教え方を変えるようにしました。
いわば母親の恐怖政治からの脱却です。
まず母親の私が、どんなに娘が勉強で間違えても、優しく受け入れるという、寛容な態度で教えることにしました。

復習を効率的に。間違いだけをやり直し、子供の負担を少なく。

お母さんと一緒に勉強すると、楽になった。

算数の計算の途中で間違っていた時は、「ここ間違っているよ」と指摘し、間違っている問題の答えを、消しゴムで消してあげました。
なぜ娘に消させないのかと言うと、娘はどこが間違っているかわかっていないからです。
正解している部分も全部消そうとするからです。

間違っているところだけ消し、かつ、その問題の間違いの原因や、正しいやり方について、ピンポイントで解説しました。
そうすると、間違っている問題だけやり直せばよいのですから、全部をやり直すより、娘の負担は少なくなります。
そうやって、間違っても諦めず、ねばり強く何度も解くという姿勢を少しずつ身に付けさせました。

学校のテストのやり直す勉強方法を実行。

また家庭学習では、学校のテストの間違いを見直すことも加えました。
単純な計算ミスであれば「この繰上りが間違っていたね」とか、「割り算の式が間違っていたね」とコメントをつけながら、一緒にテストの問題を振り返りました。

正直、自ら好んでテストの勉強をやり直す小学生はあまりいないと思います。
我が家ではテストを見直した上で、そのテストの問題を数字を変えた同じような問題を私が考え、それを家庭学習ノートに記載するという勉強方法をしました。

何度もやり直せば、いつかはできる。

間違ったら、何度もやり直す。

漢字の間違いがあれば、その間違った漢字の書き取りをたくさんするのも、効果がありました。
とにかく算数が苦手だったうちの娘の場合、家庭での勉強でよく登場するのが算数でした。

算数の勉強は、問題をたくさんこなして、コツをつかむしかありませんから、学校のテストで間違えてもやり直していけば、いつか分かると説き伏せ続けました。

しばらくしたら忘れてる、繰り返し復習が必要です。

おかげ様で、多少は算数の勉強ができるようになりましたが、習ってから少し時期があくと、また忘れているんですよね。
なので、苦手な教科の勉強は、定期的に復習させるのが必要だということを私自身も学びました。

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