障害児の勉強失敗談

高機能自閉症、勉強一番秋田県は宿題の多さにビックリ。

小学5年生の男子、自主性がないのが心配、高機能自閉症タイプの子

全国の学力テスト1番の秋田県にすんでおります。私は37歳、会社員で事務職をしており、性格はノリがよく社交的。5時に帰ってから、家事をしながら子供の勉強をみたりしています。

子供は小学5年生の男子、要領はいいのですが、ひっこみじあんです。お友だちと明るく遊ぶのが苦手なタイプです。ちょっと自閉症気味ですが、知的障害はなく、それなりに勉強はできるほうです。不得意科目は国語で、読むのが面倒だそうです。入学してすぐは、進研ゼミのチャレンジ1年生をしておりましたが、結局、学校の宿題と併用できず、挫折。以後自己勉強を続けております。

学校の宿題の多さにビックリ

小学校に入学したときに驚愕したのが、学校からの勉強時間のノルマの多さ。
私が小さかった頃には、宿題はプリント2枚ぐらいだったのですが、入学してすぐに知らされた宿題の量にびっくり。プリント3枚に自己勉強のノルマ。家庭学習ノート4ページは当たり前なのです。

小学1年生から、超ハードスケジュール

小学1年生の学年報に書いていたのが、勉強時間の目安。1年生なのに、家庭学習1時間は当たり前。私の地域だけかもしれませんが、学校から帰ってきたら勉強漬けで、外で遊んでいる子供がおりません。家に帰って宿題の勉強が終わったら、もう夕食を食べさせて、お風呂に入って寝るだけという、ハードスケジュール。それに加えて、学習塾に通っている子供もおり、遊ぶ時間なんて、ほとんどありません。

秋田県の宿題の多さに驚いているのは、父兄だけで、本人たちはそれが当たり前なので、なんとも思っていないようです。鉛筆のにぎりかたを学ぶということで、もちろん鉛筆を使うのですが、2Bの鉛筆を使うと手が真っ黒。せっかく買ってもらった学習机が、すぐに真っ黒になります。

宿題が多すぎて、通信教材をやる時間がない。

小学生の最初に申し込んだチャレンジ1年生も、どんどんたまってしまい、結局は挫折してしまいました。子供も納得して申し込んだのですが、申し込んだ本人も、申し込んだけで満足してしまい、いざ実際となると、イヤになってしまったようです。この経験で、自主的に自分がやりたい勉強をしようという気持ちが、なくなったような気がして残念です。

習い事ができない、勉強ばかりで大丈夫かな?

子供自身は部活や習い事もしたいようですので、時間の調整がなかなか厳しいものだと思いました。小学1年生の頃は、自分で勉強することがまだできないので、付き合う親も大変です。私がついてあげれないときは、祖父が一緒に勉強をしていました。認知症予防にとてもよいかもしれないな、と、祖父もほのぼのしておりました。

勉強はできるけど、自主性がないのが心配。

先生方のなかで、秋田県の全国1位を守らねばならないといった風潮があるらしく、勉強量はとても多いです。県外から転勤などで引っ越してきたご家族さんは、まずは勉強量の多さにびっくりされるようです。わが子が頑張って勉強しても、まわりも同じ量を勉強しているので、成績が上がっている実感はないです。
なんだか、まわりと一緒に勉強してるだけで、自主性がないのが心配になります。引っ込み思案な子なので、将来のことを考えると、勉強以外の活動も頑張りたいのですが、それができません。
これから中学生になったら学習塾や通信教材も考えていますが、時間の調整ということがまずは大事だと思います。

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