障害児の勉強失敗談

勉強ができる姉、できない妹。タイプが違う姉妹、勉強方法も違うタイプを変えて。

お姉ちゃんは勉強が得意だけど、私は苦手。

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わからない間違うと嫌になる。わかる解けると、やる気になる。時間を無駄にしない勉強方法

うちには子供が二人います。
中学1年生の長女はとても勉強が出来る子供で、小学校に入学してから、母親の私が勉強に関わらなくとも良い成績で、学校の先生から学力面では褒められる子供でした。
しかも、家庭通信学習も自主的に取り組み、親が知らない間に終わらせているため、親として子供の勉強に悩むことは一切ありませんでした。

小学5年生の次女、姉と全くタイプが違い勉強に遅れ。

小学校5年生になったら、勉強が遅れだした。

しかし、小学5年生の次女は、姉と全くタイプが違い、小学校の高学年になって、気が付けば勉強に遅れが出てきていました。
次女は、もともとのんびりした性格のため、次女本人がテストの点数が低いことに何とも感じていません。

母親である私が気付かない間は、学校から持って帰ったテストも、いらないプリントと同様に扱い、古紙回収のところにポイッと捨てていました。
母親にテストを見せないといけないものだとは思っていなかったようです。

学校で次女の勉強の成績を見て愕然。

勉強について親子で話し合い。

学年が上がり5年生になって、担任の先生が変わって初めての個人面談で、次女の勉強の成績を見て愕然としました。
勉強ができる子だとは思っていませんでしたが、こんなに成績が悪いとは…!
もちろん先生にも、家庭で勉強を見るように指摘されました。

親子二人で勉強しようと話し合い。

次女本人も、勉強ができない自覚があり、これではまずいと思っていたようで、家に帰ってから本人と一緒に勉強を始めようかとの話になりました。
私も、次女とゆっくり二人で勉強に取り組みたかったこともあり、長女がいない時間帯を選び、親子二人での勉強の時間にしました。

苦手な勉強は、国語の漢字と、算数の計算。

国語の漢字、算数の計算が苦手です。

次女が苦手な勉強は、国語の漢字の分野と、算数の計算問題です。
漢字は地道に勉強して覚えるしかないと問題を解き始めましたが、見たことのない漢字をなんとなく当てずっぽうで書いてみたり、わからないと手が止まり、ぼーっとし始めるので、まずは間違った箇所を私が消してあげ、わからないところは一緒に教科書で調べることにしました。

時間を無駄にせず、苦手意識をなくす勉強方法。

効率的に時間を使う勉強方法。

漢字を勉強する手が止まった時に、無理に思い出そうと悩ませて、時間を無駄にして苦手意識を作るよりも、教科書で正しい漢字を調べて、さっさと思い出し、漢字を書けるようになる勉強方法に切り替えたことで、達成感を感じることもできました。
勉強して、わかる漢字が増えていき、スラスラと書けるようになったため、問題を解けるようになったと自覚が持てたようです。

算数の計算も、間違っても消して、すぐにやり直す。

間違ったら、すぐにやり直す。

漢字と同じく苦手な算数の勉強は、特に掛け算と割り算の計算が不得意だったので、漢字と同じように、間違いに寛容になるように心がけて、私が間違った個所を消しゴムで消してあげました。

「わからなくても大丈夫だよ」と穏やかな言葉をかけて、親子で一緒に確認をすることで、次女も間違えることでの焦りがなくなり、勉強がだんだん進むようになりました。

わかる、解けると、勉強に対して前向きになる。

わかると、勉強が楽しい。

周りを気にせず、親子二人で安心して勉強できる環境で、じっくり一緒にやり直すことで、自分でも「わかる、解ける」ことを実感し、次女の勉強に対する気持ちが前向きになりました。
勉強は一気にできるようにはなりません。これからちょっとずつ、時間をかけて、親子で勉強を頑張っていきます。

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