障害児の勉強失敗談

体験しないとわからない、発達障害児の勉強方法

目で見て体験すれば、障害児でも理解できる。

小学生の算数は、普段の生活でも使うことがたくさんありますよね。ですから発達障害や軽度の知的障害の子供にも、最低限できるようになってほしいと思います。しかし、なかなか理解が難しいものでもあります。
「+」「-」「×」「÷」と記号一つで意味が全く異なるのです。この違いをしっかり理解し、自分のものにするためにはどうしたらいいのでしょうか?

体験すると子供は、勉強を理解できる。

子供が一番納得のいく方法は、目で見て実体験として感じることができる状態にすることです。1年生の最初の授業で足し算を勉強するときには、おはじきを使って勉強できます。この目で見て体験する方法は、小学校6年生まで使えます。
割り算では、実際に分けることができるものを使ってやってみます。例えば、みかんやホットケーキなど、分けやすいものなら何でもできます。食べ物を使って一つ勉強した後には、その食べ物を食べながら総まとめをして、休憩をします。そうすると子供もゲーム感覚になって楽しめますし、うまく休憩を取ることができます。
子供はまとめの話を聞くのが、苦手なのではないかと思います。「もうわかったから。しつこいよ。」という感じで、親の言うことを真剣には聞いてくれません。そこで勉強したものを親子で一緒に食べながら、勉強のまとめの話をすると会話に乗ってくるのでお勧めです。

四角形の対角線、ただ覚えようとしても覚えられない。

私には小学校4年生の子供がいるのですが、先日図形で四角形の対角線の勉強をしていました。ひし形の対角線と、平行四辺形の対角線と、正方形の対角線の特徴は、教科書にも書いてあるのですが、それをただ覚えようとしていたので、記憶が混ざってしまい、間違えていました。
そこで、いろいろな四角形を紙で作って確認してみました。子供はテキストの上で勉強するだけの時間が、工作をできることになり、今までよくわからなくて、どんよりしていた空気が一転して、楽しんで作っていました。

何度も繰り返すと、勉強が定着する。

ひし形や平行四辺形を作る時、これらの四角形の書き方もマスターできます。次に、どことどこが同じ長さなのかを目で見て感じることができます。これで教科書に書いてあっただけの文字が、実体験として自分の物にすることができました。この図形は、その単元が終わるまで持っておきます。子供は一度わかったら終わりではなく、何度も繰り返してあげることで定着します。自分で作った物をとっておき、それで確認することによって、その時の体験がまた思い出され、自然と身についていきます。

文章問題でも、図にして可視化。

文章問題でも同じです。文章問題は、その文章を図解できた時点で、その問題は解けたも同然と言われます。それは、正確に図解ができれば、あとはその図に基づいて式を作り、計算をするだけだからです。図にして視覚化することにより、分かっていることと、求めなければならないことが明確になります。文章をただ見ていても、自分の思い込みで解いて、全然違うことも求めてしまったということが良くあります。

勉強がわかると、自分から勉強を始める。

低学年の子供は特に、勉強よりゲームや遊びが好きな子が多いです。勉強の中でも、ゲーム感覚や遊び感覚を取り入れることにより、勉強に係る時間が少しでも増えてくれたらいいと思います。そして高学年になると、勉強が分かるという事が面白くなり、できるようになる自分を感じたくて、自ら勉強することになってくれたら最高だと思います。

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