円は360度、1年は365日。注意力が弱く360と365がごちゃ混ぜになる、ADHD発達障害児。
私は専業主婦歴12年の38歳です。完璧主義できっちり物事を進めたいタイプの性格で、子供にもそれを押し付ける傾向があります。私の押し付けは、子供から嫌がられ、それが少々悩みの種でもあります。
子供は男の子と女の子の二人。
うちの子供は小学5年の男子と、小学4年の女子がおりますが、お兄ちゃんは比較的私に似た性格です。下の4年生の娘は分からないものは分からないという頑固な性格で、女子特有の扱いにくい性格でもあります。
下の娘、勉強では算数が苦手です。
小学4年の娘は、不得意科目は「算数」で、その理由は計算の仕方や公式を知っていないと解けない問題が多いからだと本人は言っています。
また、文章題が苦手で、文章問題の日本語があまり理解できず、導き出した計算が意味不明の時があります。
得意科目は「社会」で、その理由は生活に密着した話で、娘にとって興味がある話が多いので、すんなりと頭に入るからだと思います。
子供の勉強の失敗談として大変印象に残っているのが、娘の苦手教科の「算数」の角度についてです。
算数の勉強の失敗談、角度の勉強がわからない。
私たち大人にとって、「直角は90度・半円は180度・円は360度」というのは当たり前のこととして知っていますが、子供にとっては理解しがたい話のようでした。
また分度器の使い方もよく分からないようで、角度を読み違えることも多かったです。右向きの角度か左向きの角度かによって、右から目盛りを読むのか左から読むのかが変わるんだよ、という話から始めました。
360と365という数字が、ごちゃ混ぜに。
また角度の勉強で必ず出てくるのが、三角形の角度の話です。直角三角形の角度は、いつも決まっていることについても話をしました。学校の授業でも勉強している内容と思いますが、いまいち理解をしていないようだったので、例題を出しながら家でみっちり私が指導して勉強しました。
家での勉強の効果があり、その後のテストでは間違いがちだった角度の問題もすんなりと解けていました。
しかし、それは1学期の話。夏休みが終わり、復習テストでは振り出しに戻り、円が360度のところが、365度で計算されていたりして、角度の問題は少々出来が悪かったです。
1年が365日なので、360と365という数字が、ごちゃ混ぜになるようです。
うっかりミス、不注意の間違いが多すぎる。
娘の苦手教科の算数、中でも特に理解できていなかった「角度」について家で勉強させた以降は、必ずテストで間違ったところはどういう理由でその答えを書いたのか、本人に確認するようにしています。
そもそも解き方が分からなかったというのは、まだ教えがいがあり良いのですが、うちの娘は、うっかりミスや問題をよく読んでいなかったという間違いも多く、本当に頭を悩ませてくれます。このうっかり間違いについて、母親としてどう指導していくかというのが私の難しい課題で、只今模索中です。
この先、受験や試験など1つの間違いが合否に関わってくるような場面もあるかと思いますので、一つの間違いの重みを少しずつ話をしていこうと思っています。