できる勉強法

集中力が続かない、不器用な子。ADHD発達障害児の勉強方法。

適度な休憩、適度なアドバイス。母親がそっと後押しで、勉強ができる。

母親の私が言うのもなんですが、うちの息子はけっして勉強の成績が悪いわけではありません。算数の計算問題や、記憶問題のテスト結果もいいですし、先生からも「頭が良い」と褒めていただいたこともあります。

何度も同じ失敗を繰り返す。

ただ、自宅で勉強している様子をみていると、何度失敗しても、同じ失敗をくり返す傾向があるようにみえました。どうしてだろうと疑問に感じ、息子の勉強の様子をじっくりと観察してみることにしました。

勉強に集中できず、そわそわ。

ある日、九九の1段から6段までのプリントの勉強に取り組んでいたところ、4の段あたりから、息子の様子が変化し始めました。椅子に足を立てて座ったり、姿勢が崩れたりしはじめ、さらにひどくなると、しきりに振り返ったり、消しゴムをおもちゃにしたりして、勉強への集中力がなくなっているように見受けられます。

休憩が終わると、勉強に集中できた。

声をかけて集中させようかとも考えましたが、息子の様子をみていると、それは逆効果のように思えたため、いったん勉強を休憩させることにしました。
すると、休憩が終わった後に、再び勉強を始めたら、姿勢を正して、問題に集中し、どんどん問題を解いていったのです。
このことから、息子には適度な間隔の休憩をとることが、効果的なのだと気づきました。

自己流の変な計算方法、正しい計算方法なら簡単にできた。

また、計算問題を勉強する様子を注意深くみていると、「4×3」の掛け算の問題を「4+4+4=12」というように、たし算に置き換えて計算していることに気づきました。
九九を暗記すると簡単に解けるということに、気づいていなかったのですね。だから、かけ算九九を暗記する必要性を感じることができず、結果的に中途半端な暗記で、同じ失敗をくり返していたのでした。
このことを理解したおかげで、息子はかけ算九九を、ちゃんと覚えようという気持ちになったようです。最終的には、正確に覚えた九九を使って、すべての問題を間違えることなく答えられるようになりました。

できるだろう、大丈夫だろう。それは親の思い込み。

大人が「これくらいできるだろう」「これはわかっているだろう」と思い込んでいることが、子供にとってはそうではなかったということが、よくあります。
今回「休憩なしでも大丈夫」「九九は計算を早くするためのものだとわかっているはず」という思い込みが、息子の失敗を招いていたのだと気づかされました。

母親は子供の勉強を、そっと後押し。よく見て手助け。

子供の勉強に何か問題があれば、「なぜだろう」と疑問を持ち、子供自身を十分観察して、その原因を探り、解決してあげることが大切なのだと、改めて学びました。
大人なら、自分で解決できることが、まだ不可能な子供であるからこそ、母親がしっかりと、その代わりとしての役目を果たしてあげねばならないのだと思います。
それによって、子供は驚くほど、進歩しますし、その進歩が次の勉強のやる気につながります。この好循環を、そっと後押しできるような母親でありたいですね。

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