小学6年生の娘、子供の好きを後押しする勉強方法。
小学生の子供には、「好きな科目」「苦手な科目」がありますよね?
小学校6年生のうちの娘は「国語」や「社会」は得意なのですが、「算数」は、苦手。
国語や社会の勉強では、好きという気持ちに比例してか、テストでも好成績をあげるのですが、苦手な科目では、いまひとつ。
むしろ、苦手だという思いが先行して、算数の勉強の成績に関して、見て見ぬふりをしているような兆候さえあります。でも、やみくもに苦手な科目を押し付けようとしても、子供は嫌がって、やろうとしませんよね。
好きな科目で自信をつける勉強方法。
そこで、まずは「好きな科目」を伸ばしてみようと考えました。これによって自信をつけることで、勉強のやり方のコツや、勉強の要領などを体得でき、他の苦手な科目の勉強もやろうという気持ちになることがあると、聞いたからです。
うちの娘が好きな、国語と社会の勉強を伸ばす。
うちの娘の場合、基本的には、本を読むことが好きな様子。そこで、面白そうな本があれば、積極的に読ませるようにし、読んだ後、その感想を親子で一緒に話し合ってみるようにしました。
その時に、わからない漢字や、理解できない言葉があれば、一緒に調べてみて、語彙を増やすよう働きかけました。
また、「日記」や「読書感想文」を書くことを勧め、文章力をつけるように促しました。さらには、得た知識をさらに自分のものに出来るよう、関連のある博物館や観光地に連れていってみたり、疑問に感じたことや、興味を持ったことをパソコンや辞書で調べるよう促してみたりしたのです。
「ついでに」苦手な算数の勉強もやってくれた。
その結果、好きな科目の国語や社会の成績はさらに伸び、驚いたことに苦手な科目も算数の成績も伸び始めました。
娘に尋ねてみると、「勉強することが面白くなってきたから、ついでに算数の勉強もやってみた」とのコメント。「ついでに」という言葉には、思わず笑ってしまいましたが、子供の本心をうまく言い当てているようにも感じます。
勉強のリズムをつかんで苦手科目も。
この機会を逃すまいと、今度は、算数の勉強をもっと好きになれるよう、働きかけてみることにしました。具体的には、「ノートを丁寧に書くよう促し、見やすくする」「次の日の予習を一緒にする」「まちがったところを一緒に考えてみる」などです。
勉強のリズムをつかんだせいか、以前のように拒否反応を示すことなく、苦手科目でも、スムーズに勉強に取り掛かれるようになりました。
子供の勉強も、「好き」から始めて「できる」になる。
「好きこそものの上手なれ」とはよくいったもので、勉強を無理強いしたのでは、こう、うまくはいきませんよね。子供の心には「勉強ができるようになりたい」という思いがあるのだと思います。その気持ちを汲み取り、まず「好き」からはじめて、「できる」という実感を持たせれば、自然に事態は好転していくもの。
子供の「好き」をうまく後押しできる母親であり続けたいものですね。