できる勉強法

夏休み冬休みの宿題、ホワイトボードに予定を書く勉強方法。発達障害児に効果あり。

ついつい勉強を後回し。長期休暇の勉強にホワイトボードを活用。

小学校3年生のわが娘は、勉強が苦手ですが、学校の授業での提出物や宿題など、必ずやらなくてはならない毎日の勉強に関しては、なんとかやり遂げることができます。

夏休み冬休みの宿題、後回しにしてしまう。

ただ、夏休みや冬休みの長期休暇に出る大量の宿題は、やらないといけないことはわかっているのですが、普段の宿題のように期限が短くないため安心してしまうようです。勉強をやりたくない気持ちが勝って、つい後回しにしてしまうパターンで、なかなか終わらすことが出来ません。

母親の「勉強しなさい」、娘には勉強の拒否反応。

もちろん夏休みや冬休みの宿題も、長期休暇の最後までには終わらせますが、母親の私もついうるさく言ってしまいます。
勉強が苦手なうちの娘にとっては、母から「勉強しなさい」とただ言われるだけでは、目の前にある勉強に対して拒否反応が出るだけで、勉強しようという気持ちにはならないようで、まったく効果がありません。

勉強の計画を親子で考えてみました。

それならば、いっそ子供と二人で「提出期間」と「やらなければならない宿題」を見直して、勉強の計画表を作ってみてはどうかと考えました。
「スケジュールを立ててそれを実行すること」は、勉強が苦手な子供にはそれすら重荷になるかもしれないと思い、1日に苦手な教科を固めることはせず、得意不得意の教科をバランス良くスケジュールを立てることにしました。

一日の勉強計画を、ホワイトボードに書く。

細かく紙に書いても振り返ることが出来ないので、今日勉強することを、毎日ホワイトボードに書いて、終わったものから消していくようにしました。
娘にとっては、ホワイトボードに勉強予定を書くことも楽しみの一つ、そして勉強が終わって、その字を消すことも楽しみの一つとなったようです。自ら率先して1日の勉強計画を自分で書き、消したい気持ちがあるため、すぐに勉強に取り掛かるようになりました。

勉強することが目に見えると、だらだらが消えた。

そしてパッと見て、1日分の勉強することが目に見えてわかることになったからか、だらだらと勉強に取りかかることがなくなり、ささっと勉強を終わらせてしまおうという気持ちが芽生えたようです。

子供は、苦手な勉強を後回しにしてしまう。

親子で勉強の計画を立てている時に面白かったことは、娘本人が苦手とする勉強を後回しにする傾向にあることが分かったことです。
楽しく簡単で、考えなくでも出来る勉強から取り組む様子がうかがえます。
やり始めは良いのですが、残りが苦手な科目が残っている上に、後になればなるほど勉強の集中力が持たなくなるので、最後の方がだらだらになりがちでした。

苦手な勉強や、休憩時間をアドバイス。

そこで、やる気があるスタート時に苦手な科目からやり始めること、それと教科ごとに休憩を入れることをアドバイスして、再計画を立ててみました。
そして、教科ごとに色シールを用意し、一つの教科が終わるごとに、シールを貼ることにしました。このシールのご褒美も、娘の勉強のやる気アップに役立っています。

ホワイトボードを使った勉強方法、シールも活用で楽しく勉強。

このホワイトボードとシールを使った勉強方法で、夏休み冬休みの長期休暇後も、毎日少しずつ、着実に勉強が出来るようになりました。
詰め込むだけではなく、無理なく楽しく勉強をする環境が大切だなと思っています。

-できる勉強法

関連記事

1度にたくさんはダメ、カード学習で勉強する量と時間を決める。発達障害児に効果あり。

多すぎるとやる気がなくなる。子供をやる気にさせる、カードを使った勉強法。繰り返しに向いているカード学習、工夫していろんなミッションを。

勉強へのやる気を引き出す、親の言葉かけ。発達障害児に効果あり。

ADHD発達障害児、できることを褒めながら、子供のやる気を引き出す勉強方法。間違いを単刀直入に指摘しない。言葉かけを工夫すると、子供のやる気がアップする。タイマーで時間測定も、集中力アップに効果あり。

歌ってリフレッシュ、休憩で勉強効率アップ。発達障害児に効果あり。

家庭の勉強で、子供の集中力はどれくらい続くか?子供の勉強の集中力をアップさせる方法。大好きなアニメソングを歌って、休憩時間にリフレッシュ。親子で一緒に歌えば、もっと楽しくリフレッシュできます。

小学6年生、子供ができない問題は、母親にも難しい。親子で一緒に勉強しよう。発達障害児に効果あり。

上から目線より、子供の目線で、一緒に勉強する方法。6年生の勉強、正直母親の私にも難しい。子供を叱らず、親も一緒に勉強してみる。

難易度レベルを下げて、できるを楽しむ勉強方法。発達障害児に効果あり。

「どうして間違ったのか」「何がダメだったのか」など、勉強の間違いの原因を明確にして、「わかった!」を積み重ねていくことが、勉強ではとても大切だと実感しています。