学校は好きだけど、勉強を嫌がる発達障害の次女。
うちの小学校5年生の次女は、勉強が苦手ですが、学校は大好き。その日の授業の内容の話をたくさん教えてくれます。理科の実験の面白さ、社会の授業で知ったいろいろなことを毎日楽しく話してくれます。
勉強をイヤイヤやっている。
ただ学校から帰り、宿題を取り組んでいる姿を見ていると、イヤイヤ勉強をやっている様子が見受けられます。
「たくさんの計算問題を解く・たくさん漢字を書く」など、作業のような勉強が嫌いなようです。
確かにそんな勉強は手間もかかりますし大変ですが、「たくさん問題を解く・たくさん漢字を書く」ことは学力定着にはとても大切なことです。
勉強ができないと中学校になって困ってしまう。
これでは小学生の間は良いけれど、今の時代、中学校に入ると学校のテストである程度の点数を取らないと、高校受験の時に困ってしまうと聞いて、親である私だけが心配になってきました。
やりたい、楽しい勉強方法を考えました。
そこで、苦手な算数の問題や、漢字の勉強に関して対策を練ることにしました。
本人の「やりたい・楽しい」を刺激して、そして「結果に反映させること」で興味を持ち、母親の私のアドバイスを聞いてもらえるかもしれないと思い、毎日10分だけ時間を取って、子供の遊び心をくすぐるような勉強方法を試してみました。
ストップウォッチで時間を計って問題を解く。
もともと次女は、何かを頑張ることは嫌いでないことはわかっているので、競争心をくすぐろうとストップウォッチを用意、時間を計って問題を解かせました。
戦う相手は時間と自分です。
ストップウォッチにも、こだわりました。
算数の計算や国語のプリントの、問題を解く時間を計って、勉強するのです。
学校の先生が使用されているのと同じストップウォッチを用意したので、使って見たいという子供の好奇心を刺激し、スタートもストップも自分で押してもらうことにしました。
スタートボタンを押したくて始め、ストップボタンを押したくて頑張って早く問題を解く気持ちにさせる、大成功でした。
次はもっと早く。勉強を頑張るように。
自分でボタンを押すことで、どれだけ時間がかかったかも自分で実感できますし、その結果のタイムを記録させて意識させることで、「次はもっと早くする!」と、本人が早く問題を解くことが楽しくなってきた様子でした。
目標の時間設定なども自分で決めだして、目標をもって頑張れているようです。
勉強も、普段の生活も、有効に時間が使えて一石二鳥。
勉強机に座って、のんびり問題を解いていた時が嘘のようです。
見守る母としても、本人の喜びのツボが明らかなので、勉強を褒めてあげられることが増えました。
このタイムを測る勉強方法を続けることで、普段の生活の時間も有効的に使えるようになりました。実際のテストでも、問題を解く時間に余裕が出来ると思うので、一石二鳥だと思います。