言葉と文字じゃ難しい。視覚的に理解をする勉強方法。発達障害児に効果あり。
小学生になると幼児期にくらべて、たくさんの言葉をしゃべれるようなります。そのため、つい言葉や文字だけで、物事を伝えがちになることが多くなっていると思います。この言葉や文字情報だけでは、勉強を理解することが困難な発達障害児には、視覚的に理解が進められるようにすることが大事です。
母親の表情を見て、答えを変える子。
算数の勉強などを文字や言葉で説明しても、なかなか理解できず、頭で片付けようとして、混乱してしまうことが良くあると思います。うまく頭で理解できていないため、混乱してしまい、曖昧な答え方をすることはよくありますよね。「5」かな?「6」かな?など、少々曖昧なまま答えを出そうとして、母親の表情をみて、やっぱり違うのかな。など、理解しないまま勉強を続けてしまうことがよくあると思います。
勉強の問題、身近なものに例えて子供の興味をひく。
まずは、子供が勉強を理解できないと感じたときは、身近なものに例えるようにしましょう。算数の問題で、リンゴが何個ありました。などの表記をよく見かけると思います。それか子供の興味をひく内容でもいいと思います。
電車や人形、勉強は楽しくイメージしながら。
男の子の場合は、電車が駅に4両いましたが、1両の電車は発車してしまいました。さて何両の電車が駅にいますか。など、視覚的にイメージできることが大事です。女の子の場合は、人形が5体いましたが、お友達の家に3体が遊びにいってしまいました。おうちに残っている人形は何体でしょう。など、勉強が楽しいものに変わり、イメージしやくなりますね。
シールで数字をイメージ。
また、イメージすることに馴れてきたら、シールなどの簡易的なもので、数字を示すのも良いと思います。シールであれば数えやすいなどの利点もあります。また答えが間違っている場合も、子供自身が視覚的に見ることにより、勉強がわかりやすいという利点があります。子供も自分で勉強が間違っているということが良く分かり、頭で考えていたことは間違いだったと、納得した状態で先に進むことが出来ます。
小学校低学年では、視覚的効果の勉強方法。
小学校低学年のうちは、言葉だけで勉強を理解するには、ややこしい問題などは難しい年齢です。少々時間はかかりますが、この視覚を利用して勉強を進めていくことにより、今後の文字や言葉での理解力も自然とついていきます。確実に理解を深めていくために、一歩立ち止まって、視覚的に理解を進めていけるように、ちょっと工夫して勉強をすることをオススメいたします。
勉強に対しての苦手意識をなくす。
基礎を大事に行っていけば、難しい問題が出てきたときも、子供自身で視覚的に置き換えて考えるということが身に付き、勉強に対して苦手意識を持たずに対応することができるようになると思います。