できる勉強法

親の一工夫で子供が勉強に取り組むように。丸つけも丁寧に。

勉強のやる気アップの一工夫、すぐにイライラするADHD発達障害児。

小学校3年生の息子は、勉強するときに、難しそうな問題だと思うと「難しいからやりたくない」と言って、取り組もうとしませんでした。勉強を始めても難しいと、すぐにイライラして「わからないからやりたくない」とすぐにあきらめてしまいました。

字が小さいと勉強のやる気が無くなる息子。

そこで私は、ノートを1冊準備して、出来なかった問題を1問ずつ拡大コピーして、1ページに1問ずつ貼り付けました。問題集は意外と字が小さくて、1ページに問題数も多く載っているので、それを見ただけで、息子の勉強のやる気がなくなるようでしたので。そして1問ずつ、難しい問題を、親子でゆっくり解いていきます。

大きく問題を拡大コピー、勉強のモチベーションアップ。

1ページにドンと大きく問題があるので、余計な問題を見なくて済むので、集中して勉強できるようでした。そして終わったら必ず丸付けをして、大きな花丸や「良くできました」の大きなシールを貼ったりすると、それを見て息子は満足そうに嬉しそうな顔をして、「次のページもやってみる!」と勉強のモチベーションが上がりました。

漢字の勉強、丸つけは一つ一つ丁寧に。面倒でも親も頑張って丸つけ。

漢字の勉強の時も、小さいマスに練習させるのではなく、大きめなマスにやると書きやすくなるようでした。そして、丸付けをする時は1ページにドンと丸を書くのではなく、1マスずつの漢字に一つ一つ丸付けをしていきます。とっても上手に書けていたら花丸を、上手なら二重丸、間違わないで書けていたら一つ○のように、一つずつチェックしていきます。ただ大きな丸をドンともらうより、明らかに嬉しそうな表情になり、子供も一つ一つ丁寧に書こうとしますし、頑張ってやろうかな、と思うようになるようでした。

勉強で頑張ったら、週末にご褒美。

我が家は週末に出かけて、外食をしたり好きなお菓子を買ったり、ちょっとした欲しい物を購入する習慣があるのでそれも利用しました。自作の拡大コピーを張り付けたノートの問題を、1ページやり終えると、金色のシールをそのページに貼ります。それを1週間で10個ゲットすると、週末に外食するお店をリクエストすることができたり、ちょっとした欲しい物を買ってあげることにしました。

目標を達成して、勉強のやる気をアップさせる。

あまりにも目標の数を多くしてしまうと、子供の勉強のやる気が逆に無くなってしまうので、最初は絶対達成できるだろうと思う目標から始めます。子供の様子を見ながら、臨機応変に目標のシール数を変えたりもしています。この方法で勉強のやる気がグンとアップして、苦手でやりたくない問題にも取り組むようになりました。

勉強は、やればできると自信をつけさせる。

そして問題が出来た時は必ず褒めるようにしています。「すごーい!出来たね~。」と言って、勉強をやればできるのだ、と自信をつけさせるようにすると、次も挑戦しようと意欲が湧くようでした。

-できる勉強法

関連記事

1番の学習参考書は「教科書」、障害を持つ子は教科書を中心に勉強する。

教科書が1番の参考書。他の参考書は買わない。 メニュー 学校の教科書をとことん活用する勉強方法 参考書をたくさん買ってはダメ。 参考書や問題集、副教材は買わない。 家庭学習で、学習参考書を使って勉強す …

夏休み冬休みの宿題、ホワイトボードに予定を書く勉強方法。発達障害児に効果あり。

ついつい勉強を後回し。長期休暇の勉強にホワイトボードを活用。一日の勉強計画を、ホワイトボードに書く。シールも活用で楽しく勉強。

勉強量はちょっとずつ、短時間集中で学習効果アップ。発達障害児に効果あり。

ADHD発達障害児、家庭学習の量は無理をせず、簡単に出来る内容からトライを。勉強嫌いな息子、宿題も教材もやるのはかなり苦痛。勉強量に慣れてきたら、問題数を増やして勉強させる。

テレビ、ゲームは時間を決める。音楽で勉強の集中力アップ、クラシックのBGM。

勉強の合間のリフレッシュ方法は、障害児の勉強効率を大きく左右します。上手に休憩時間を活用すると、勉強の効果がアップ。反対に、だらだら休憩してしまうと、勉強を再開しても全く身につきません。

勉強ができたらご褒美、難しい問題でレアご褒美。発達障害児に効果あり。

親のちょっとした勉強の工夫で、子供はやる気になってくれる。子どもの興味のあることを一番知っているのは、身近にいる親なので、それを利用しない手はありません。そして、勉強にも、遊び心や楽しいことを取り入れていくことも大切です。