できる勉強法

一問一答でやる気アップ勉強戦術、集中力アップ、苦手意識克服で、発達障害児に効果あり。

たくさん解くより効果的!? 一問一答でやる気UP戦術、発達障害児や軽度知的障害児にも効果あり。

算数って楽しい?苦手意識の誕生…

小学校に入学して初めて習う算数、それが足し算です。スタート項目である足し算は、子どもにとってワクワクさせる謎解きです。抵抗感無く必死に問題を解き進めていく子どもは、多いのではないでしょうか。
我が家の息子もまた、足し算に夢中になった一人でした。問題を解くことが楽しくて、夢中で取組んでいました。この足し算の楽しさからかけ算九九に進むと、リズムよく覚えた九九が嬉しくて楽しくて、俄然やる気も増していったようです。
かけ算九九は、たとえ答えを間違えてしまっても、またもう一度暗記して覚えてしまえばいいのです。息子にとっては、まるでゲーム感覚のように取り組める勉強だったのです。
それでは、引き算はどうでしょう。足し算やかけ算に感じていた算数の楽しさと比べると、少々やる気を失いかけてしまう子どもはいないでしょうか。息子にとって、引き算の減らしていく思考が、足し算の増やしていく思考に比べ、少々難解であったようです。
それまで得意でできたはずの算数が、ちょっと難しい算数に変わっていく瞬間でもありました。苦手意識が生まれやすいのが、引き算との出会いであるとも言えるかもしれません。
ではこの苦手意識、どのようにして克服していったら良いのでしょうか。たくさんの問題を解き、「慣れ」から苦手を克服する方法も一つの荒療治と言えます。大量の問題に触れることで、問題を解くコツを掴む子どももいるかもしれません。しかし、間違える問題の数が増えることで、子どもの中の苦手意識が増幅していくことも心配されます。

一問一答で解いてみよう!

苦手意識のある引き算がずらりと並んだプリント、子どもにとっては恐怖です。○付けして戻ってきたら…そんなことを考えたら、怖くなってしまいそうですよね。ここは思い切って、一問ずつ解き進めていく戦術はいかがでしょうか?
子どもに出題する引き算の問題は、たったの一問だけ。まずこれをクリアしたら、二問目にトライしてみるのです。
ここで大事なのはズバリ、「達成感を得ること」なのです。
我が家の息子も、かけ算九九の暗記は楽しそうに計算カードをめくりながら学習していました。3×8が24でも8×3が21になってしまう息子も、一枚ずつの計算カードには心が折れることもなく、ぱらぱらと楽しそうにめくりながら再び挑戦していました。一問間違えたくらいでは、挫折感は大きくない様子だったのです。
かけ算九九の暗記カード、これを引き算の学習にも活用してみたのです。解く問題は目の前のカード一枚だけ、これがプレッシャーをなくすことに一役買っていたのです。
「出来た!」の繰返しを経験させてあげることが、苦手意識の克服、ひいては算数の面白さの発見に繋がっていくのではないでしょうか。苦手な引き算克服に、カード一枚に問題一問から始めてみる。こんな風にして引き算に向き合ってみてはいかがでしょう。

家庭での見守り方は?

家庭での学習量を、少し見直してみることも大切です。子どもがいつも同じような問題につまずくたびに、ママはついつい克服を必死に急かしてしまいがちです。やればやるだけ力が付けば良いのですが、現実はなかなかそううまくは行きません。
つまずきがちな子どもに、スピードを上げて長い距離を走らせることは、何だか負担が大きいような気がしてきませんか?ゆっくりでもいいので、まずは短い距離を走らせてあげましょう。自分の力に気がついた子どもは、きっと自信を持ってスピードをあげ、遠くまで走ることを目指すはずです。
学習も同じこと。一度にたくさんの量をこなすことよりも、少しずつを積み重ねていくことが、じつは成功の近道なのかもしれません。そして、全体量を減らしてみて、的を絞って出題してみるのはどうでしょうか。低いハードルを越えることが出来たら、きっと次は高いハードルにも挑戦してみる勇気が生まれていることでしょう。

教室での支援の仕方は?

積み重ねの作業から苦手を得意につなげるやり方は、教室の勉強でも同様に実行していけることが理想です。ここで大切なのは、限りある授業時間を上手に使うことを学ばせていくことです。
子どもにはあらかじめ、いくつかの教室学習におけるルールを提示しておくことが重要です。
「10問解くことが出来たら1分間、席を立たずに休憩してリフレッシュ」、または「おしゃべりはせずに、自分の問題に取組む」などの決まりを設けてみましょう。これだけで作業効率は格段にアップしていくことでしょう。
子どもにとっての苦手意識は、見つかるのが簡単なのと同様に、退治するのもそれほど時間はかかりません。学習のスタイルを見直してみることで、案外あっさりとクリア出来るようになってしまうものです。
理解する前からたくさんの量を与えることは、ひとまず控えてみましょう。クリア出来た一問に自信が持てた子どもは、必ず大きなステップに進むことが出来るはずですよ!

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もともと字を雑に書く小学校6年生の息子。計算問題の筆算となると、速く問題を解こうとするので、より一層雑に書いていました。