できる勉強法

勉強ができない、できるとこまで戻ってステップアップ。発達障害児に効果あり。

勉強は、できた実感と、褒められた喜びで成長する。

小学生の勉強も、だんだん難しくなるにつれて、子供も勉強に対して苦手意識が出てくると思います。例えば国語の勉強の場合は、漢字の書き順がわからなくなってしまう、漢字の部首を忘れてしまう。算数の勉強の場合は、計算が難しくなるにつれて、計算の方法がよくわからなくなってしまうなどがあると思います。

「できた」経験が、勉強の苦手意識をなくす。

子供の勉強への苦手意識をなくすためには、「できた」という経験が必要です。できないことが続いてしまうと、どうしても勉強に対して苦手な意識ができてしまいます。
「できた」を増やしていくため、小さな成功経験を積み重ねることが必要です。

小さな成功体験を、親から褒められると、勉強のやる気につながる。

ついつい見ている親は、なかなか子供ができないと焦ってしまいがちですが、勉強はひとつずつ順を追って進めていくことが大事です。また、できたときに必ず親が褒めてあげることが非常に大事になります。「できた」ことが、本人の自信につながり、また親に褒められたことで、勉強のやる気につながります。

できないときは、できるとこに戻ってステップアップ。

そして、勉強の内容を、少しずつステップアップしていくことも大事です。
例えば2桁の引き算ができない場合は、まずは2桁の足し算から、勉強をやり直す。さらに、1桁の引き算の問題をやり直す。まずは、きちんと理解できて「できた」という実感を得られたところで、気分転換に休憩を入れます。

焦らずゆっくり、できる勉強をやっていく。

そこで頭をリフレッシュしたところで、再度、2桁の引き算に挑戦します。ここで2桁の引き算が出来なかった場合は、再度、1桁の引き算に戻って、同じ勉強を繰り返します。
とにかく本人の「できた」ということの実感を得るために、焦らずゆっくりやることが、大事です。

できた実感、褒められた喜び、新しい勉強に挑戦する気持ち。

このゆっくりでも「できた」という実感が、勉強をやっていくのに非常に大事で、今までできなかった問題や、理解が難しかった勉強にも挑戦しようという気持ちがでてきます。
また親に褒められたことでも、やる気のアップにつながります。このやる気が、次の勉強へのステップアップのもととなり、秘めている力を発揮できるようになります。
できた実感と、親に褒められた喜びで、勉強への苦手意識もだんだんと薄れていき、難しい問題にも挑戦しようという気持ちにもつながります。

勉強ができる実感、親子で一緒に楽しもう。

子供が勉強でつまずいたら、親は焦ってしまいますが、ここは辛抱して子供の成長に向き合って、基礎に戻って、勉強を進めていきましょう。
結果的に短い時間で大きな成長を生む結果につながります。ひとつひとつ子供が解決して喜んでいる様子をみて、親子で一緒に楽しく勉強をすすめていきたいですね。

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