できる勉強法

子供の勉強は、目と耳で褒める。やる気をアップ。発達障害児に効果あり。

できたら、ご褒美。言葉でほめて、ご褒美でもほめる勉強方法。

トイレトレーニングの時に、トイレでおしっこができたらシールを1枚貼るというゲーム感覚を取り入れて、おむつを外した家庭は多いことでしょう。
子供はシールが欲しくてトイレトレーニングを頑張るわけですから、動機付けとしては十分です。
成長しても、子供にとって「ご褒美」は特別なものです。
お父さん、お母さん、先生からたくさん褒められることも確かに嬉しいことではありますが、それは目に見えるものではありません。
「ご褒美」という目に見えるものの方が、子供は嬉しいですし、それがやる気を引き出すきっかけになります。
ただ言葉で褒めるだけではなく、その褒め方を工夫することで、子供のやる気は目に見えてアップします。
今回はそのやり方に関する2つのポイントを紹介します。

ご褒美シール。

低学年の子供におすすめなのは、目標を達成するごとに、1枚シールをご褒美という形で渡すやり方です。
女の子であればキャラクターのシール、男の子であれば乗り物のシールなんかいかがでしょうか。
目標は「漢字プリントを1枚終わらせる」「計算プリントを10分で解く」といった、子供が頑張れば達成できそうな目標にしましょう。
あまり難しいと、「やりたくないからシールいらない」と悪い結果になってしまいます。
ご褒美目当てに頑張ろうとすることで、子供は大人も想像がつかないほど、すごい集中力を発揮するのです。
集めるのが大好き!というお子さんには、特にうってつけの方法です。

言葉以外でも褒める。

例えば家庭学習でプリントのマル付けをしていて、全問正解だったとしましょう。
その時のプリントにも少し工夫を凝らしましょう。
大きな花丸を描いてあげる、100点の横に旗の絵を描いてあげる、「すごいね」「よくできました」とメッセージを添える。
こんなひと手間をかけるだけでも、子供は案外喜んでくれるものです。
解答をチェックだけして、「はい、全問正解でした」とマルも何もせず返却するのは、寂しすぎます。
私は小学生の時、100点の答案には、学校の先生が日の丸国旗を2つ描いて下さっていたので、自分でもそれを真似しています。
100点の時に色々工夫してあげると、90点の時にはイラストやメッセージがないので子供もつまらないと感じるらしく、それが逆に次のプリントを解くモチベーションになったりしています。
絵が苦手というお母さんも、可愛いスタンプを買って押してあげれば簡単だし楽しいですよ。

自分が褒められている、ということを目と耳で実感させてあげるのが良いです。

-できる勉強法

関連記事

文章問題ができない子、イラストや実物で苦手意識をなくす勉強方法。発達障害児に効果あり。

文章問題を視覚的な情報で補足して、苦手意識をなくすと、子供にやる気が出てくる。文章問題を、視覚的情報に変換する。文章問題への苦手意識をなくし、子供のやる気をアップさせる好循環を。

一問一答でやる気アップ勉強戦術、集中力アップ、苦手意識克服で、発達障害児に効果あり。

たくさん解くより効果的!? 一問一答でやる気UP戦術。子どもがいつも同じような問題につまずくたびに、ママはついつい克服を必死に急かしてしまいがちです。やればやるだけ力が付けば良いのですが、現実はなかなかそううまくは行きません。

文章問題は、視覚的効果を利用して解決!発達障害児に効果あり。

絵を描く、道具を使う。視覚効果の工夫で、文章問題を攻略。わからないことを、何度もやらせるのは、子どもも苦痛です。できない子どもに、がっかりする前に、視覚的工夫をして勉強してみましょう。

テストで出来なかった問題を、片っ端からやり直していく勉強方法。

勉強は間違った時こそチャンス。わからない問題を放っておかずに勉強。テストの結果は点数ではない、やり直すこと。

耳で聞く勉強方法、聴覚が得意な発達障害児の勉強方法。

耳で聞く聴覚が得意な発達障害児の勉強方法。声に出すと計算の答えがわかる子。お風呂で声を出して、かけ算九九の勉強。やりやすい勉強方法は、人それぞれです。