発達障害で勉強が苦手な小学3年生の次女。
勉強が苦手な小学校3年生の次女は、学校の宿題を済ませるだけで毎日精一杯です。宿題の他の勉強は一切やっていません。
周りの子たちが学習塾に通っているので、次女にも勧めてみましたが、学校以上の宿題が増えるなんてあり得ないとばかりに「行きたくない。」との返事しか返ってきませんでした。
発達障害の妹、上の姉との違いに戸惑う。
中学1年生の上のお姉ちゃんは、小学校では家庭通信学習をしておりましたが、一度も提出期限を飛ばすことなく、小学校の6年間を終えました。勉強で何一つつまずくことがなかったため、下の妹が、かけ算のひっ算や割り算くらいから、算数の勉強につまずきだした時には、こちらも驚いてしまいました。
同じ問題が、何度やっても解けない。
すぐに「上の姉とは違って当たり前」と考え直し、しっかり苦手な問題を教えて、その日を終えましたが、なんと次の日にはまた同じ問題が解けないという事態に…!
ぐっと怒りたい気持ちを抑えて、もう一度、できない問題を教えました。その日も、これでもう大丈夫だろうと思うところで、勉強を終えました。なのに、さらに翌日も同じところで間違ってしまうのです。
勉強を嫌がる子、まずは勉強への気持ちをプラスに。
つい私もイライラして強く言ってしまい、下の妹は、問題を解くことすら嫌がり始めました。
こうなってくると、勉強する気持ちがマイナスの方向へ行ってしまい、理解させることより、まずは勉強をしたいという気持ちを、芽生えさせることの方が重要になってきました。
家での勉強でも、出席スタンプ。
そこで始めたのが、まずは出席スタンプです。
まるで学習塾に来たかのように、まずはスタンプ帳に好きなスタンプを、勉強を始める前に押印させました。ここは意外でしたが、スタンプを押すのが新鮮だったようです。
勉強が終わったら、フレークシールを貼る。
次にかわいいフレークシールを、何種類か100円ショップで購入し、問題集が1ページ終わるごとに、問題集の終わったページにペタリと貼ることにしました。
解き終わったページだったら、どの部分にもシールを貼って良いことにしたため、ちょっといたずら気分で文字を隠したりして貼っています。
シール貼りが楽しくて、勉強を頑張る。
ある1ページにかわいい世界が広がるように、動物や小人、お花やちょうちょなどをのストーリー性のある貼り方だったり、どんどん「私ワールド」を展開させて楽しんでいます。
特にシール貼りにはまりだすと、どんどんお話が広がっていくので、もっとシールが貼りたくて1日に何ページも勉強をこなすこともあります。
母親のできること、勉強への気持ちを前向きにさせること。
母親として私が出来ることは、勉強がわからない時に、すかざず子供をフォローして、前向きに問題を解こうという気持ちを絶やさないようにすること。シールを貼っている時間は、せかさず楽しく見守ること、かわいいフレークシールを絶やさないことだと思っています。