スポーツの刺激で、勉強の集中力アップ。ルールを作って、生活にメリハリ。
息子は小学校5年生、習い事のサッカーに没頭ばかりで、休日は土日とも出て行ってしまい、家庭で勉強をする暇がない点が悩みです。
出来れば、毎日少しずつでもプリント学習など、家で勉強してもらいたい親心で、準備はしているもののたまる一方です。
サッカーに夢中で、勉強する時間がない。
休日も朝早くから日が暮れるまで出ていることも多いので、帰ってからはくたくたに疲れてしまって勉強が出来ないことが多く、現実的に時間もないので、勉強しなさいとは、言えなくなっている毎日でした。何とか勉強が出来たとしてもプリント一枚がやっと。でもこれでは勉強がおざなりになってしまうのも心配です。
勉強のため、習い事のサッカーを休ませました。
うまく勉強とスポーツを両立をさせてやるのが理想でしたが、小学生には、まだ少し難しかったのかなと感じ、主人とも相談した上で、少し様子を見る為に、サッカーを休むことにしてみたのです。
土日がフリーになれば、勉強をする時間を確保できると思ったはずなのに、実際には、集中も続かずイライラした様子もありました。
ストレスが溜まり集中できない、ADHD発達障害児。
勉強がはかどるどころか、ストレスを発散できずに、どんどんやる気をなくしてしまっているようにも感じました。
むしろ、スポーツをやっていた時の方が、勉強時間が少なくても、短時間で集中してこなしていました。もともと、うちの息子にはADHD発達障害の傾向があったので、特に集中できなくなったのかもしれません。
子供の勉強は、生活のメリハリが大切。
子どもに勉強をさせたいと願うならば、時間を確保することよりも、生活にめりはりをつけることの方がむしろ大切かもしれません。
本人が集中して取り組んでいる習い事は、取り上げてしまってはいけなかったと反省しました。
取り上げたところで、解決策にはつながらず、子どもをむしろ無気力にさせてしまうだけの気がします。
サッカーをする条件、勉強時間のルールを作りました。
そして、サッカーを再開するにあたって、好きなことをするならば、勉強も最低限こなそうという我が家のルールをきちんと作っておくことにしました。
一週間の勉強の予定を立てることを子どもに任せることで、子ども自ら、土日にするべきだったプリント学習を、土日の朝にサッカーに行く前にしたり、平日に学校へ行く前にしていったりと、プリントの枚数を決めて、勉強に取り組み始めています。
スポーツでの刺激は、勉強に効果がある。
大好きなサッカーで身体を思いっきり動かして汗をかくことは、勉強以上にとても大切なことだと痛感しました。
友達や年上のお友達から刺激をもらったり、大きな声を出したり、笑ったりと、刺激のある生活を送れることはむしろ幸せです。そんな経験をしているほうが、より勉強とスポーツを両立できる子になるのではないかと思います。
勉強とスポーツ、ルールを作って両立させよう。
大好きなスポーツをするために、自分のするべき勉強も、きちんとこなすという我が家ルールを決めたことは成功だったと思います。
落ち着きがない、集中力が途切れがちと心配な子ほど、スポーツはむしろさせておくほうが良いのかもしれません。