できる勉強法

難易度レベルを下げて、できるを楽しむ勉強方法。発達障害児に効果あり。

レベルを下げて、親子で簡単な勉強からやり直す。小学校5年生、大阪府堺市在住。

中学校2年生の長女と、小学校5年生の次女。二人姉妹の母親で、大阪府堺市に住んでいます。長女は勉強が得意なんですが、次女は勉強が苦手なタイプです。

次女の勉強、先が思いやられる・・・

毎日楽しく学校に通っている小学5年生の次女は、ぱっと見た感じは勉強につまづいている様子もありませんが、実は漢字や計算が大の苦手で、学校のテストで、びっくりするような点数を取ってきます。
しかし、本人はテストの点数が低いことに何とも思わないので、勉強がわからなくても、なんとなく「適当」に宿題を終わらせていしまっていたようで、母である私に勉強を教えてとも聞いてきませんでした。
「これじゃ先が思いやられる…」と私が焦り始めて、解決に向けて取り組み始めました。

一人だと勉強の手が止まる。

宿題の時には、私と一緒に問題を解かせていたのですが、横で一緒に手順を踏みながら解くと解けるのに、次に同じ問題を一人で解かせてみると、解き始めから手が止まってしまうんです。
教える側の私も、最初の3回ほどは根気よく教えていましたが、だんだん怒ってしまうようになって、これでは逆効果になりかねないと、対処法を改めることにしました。

簡単な問題なら、サラサラ時始める。

本人の勉強への苦手意識を克服させることが狙いなので、まずは今のレベルをいったん置いといて、本人が簡単に解ける一つ下の学年の計算問題を解かすことにしました。
すると理解している勉強内容だったようで、突然やる気が出たのかサラサラっと問題を解き始めました。

「わからない」から「嫌い」、勉強が嫌いなわけじゃない。

次女は計算が嫌いだと思っていたのですが、実は解ける問題に関しては楽しく取り組めることがわかりました。
次女は「わからない」の積み重ねが嫌で、勉強が「嫌い」になり、問題を解くことを「どうせわからない」と決めつけていたのです。

わからない問題を、はっきりさせる勉強方法。

それからは一つ一つ、下の学年の算数の教科書に沿って、計算問題を解かせるようにしました。
この方法だと、どこまで問題を理解しているのか、どこで勉強につまづいたのかが、はっきりわかるので対処することが出来ました。

わからなくても授業は進む、家ではわかるまで勉強に取り組める。

学校の授業では、途中でわからなくなっても、なんとなく聞いているうちに、その内容は終わって授業が先に進んでしまいます。その分、家では、きちんと母親が横について、勉強に取り組むことによって、子供が苦手としているところがわかり、段階を追って理解させることが可能です。

勉強の「つまずき」、見つけたら大人の出番。

勉強の「つまづき」の部分が見つかったら、その時こそ大人の登場です。私は「やった!見つけた!」と、ここぞとばかりに、ゆっくりとわからないところを教えてあげて、次女と一緒に問題を解いていきました。

勉強には「わかった」の積み重ねが大切。

「どうして間違ったのか」「何がダメだったのか」など、勉強の間違いの原因を明確にして、「わかった!」を積み重ねていくことが、勉強ではとても大切だと実感しています。
それからしばらくは、家庭学習では学年レベルを一学年落として取り組んでいます。

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