障害児の勉強失敗談

自閉症、小学3年の娘、黒板の前で泣き出し勉強が嫌いになる。

努力家タイプでも、計算が苦手、発達障害小学校3年生、福岡県在住。

私は32歳、職業は事務パート、事務のほかに販売職を経験したことがあります。福岡県久留米市に住んでいます。慎重で物事をじっくり考える性格だと思います。人からは、大人しくて落ち着いていると言われることが多いです。

自己主張が苦手で、おとなしく努力家タイプの娘。

うちの子供は、小学校3年生の女の子、性格は私に似て慎重なところがあり、おとなしいタイプです。自己主張が苦手なタイプですが、コツコツと物事を進めることが得意で、努力家タイプだと思います。

勉強では、算数が苦手です。

娘の勉強の不得意科目は、算数です。数字に苦手意識があるようです。計算問題を時間内に解くことができず、なかなか時間がかかってしまい、テストも時間内で終わらないので、やればできると思うのですが、テストの点数が思うように取れません。
計算に時間がかかってしまい、慎重に解いてるように見えても、本人は焦っているのでミスが多くあります。
算数の勉強が、理解ができていないと、学校の担任の先生から言われることもありました。

文章問題が特に苦手、応用ができません。

その算数の勉強の中でも、うちの娘が特に苦手なのが、文章問題です。
国語の文章を読んだり書いたりするのは、極端にできないってことはありません。算数の文章問題となると話は別で、文章から数式を組み立てることが本当に苦手なようです。応用が全くできないのです。

社会は得意、コンクールで入選したことも。

一方で、得意な教科は社会です。
特に調べ学習では、持ち前のコツコツ努力して調べる姿は、先生からも高評価をもらっています。そして、調べたことをまとめた新聞の出来はかなり良く、コンクールに入選したこともありました。自分の好きなことや興味のあることを調べたりする集中力は、私も驚いています。

授業参観の時に、黒板の前で泣き出した。

授業参観で、算数に対して苦手意識を更に強めてしまう出来事がありました。
運悪く、うちの娘が、先生に当てられ、黒板の前で問題を解くことになりました。途中まではなんとか解くことができましたが、途中でわからなくなってしまったのか、手が止まってしまいました。
黒板の前で、うちの子が動かなくなってしまったので、周りの友達がザワザワし、見ている親達はどうしたのかなという感じでした。結局、最後まで解くことは出来ず、本人は泣いてしまいました。
先生が上手にフォローしてくれ、大きな騒ぎになりませんでしたが、そのことは、娘にとって、かなりトラウマとなってしまったようです。

勉強ができないと、黙って泣いてしまう。

それ以来、算数の授業以外でも、自分に出来ないことがあると、黙ってしまったり、泣いてしまうようになってしまいました。
やれば出来る子だと思っているのですが、失敗を恐れてしまう子になってしまいました。

クラスメートに「バカ」と言われてた。

後に話を聞いてみたら、一部のクラスメートが「こんな問題も出来ないなんて馬鹿だ」と言っていたそうで、それで落ち込んでしまい、また泣いてしまったことがあったそうです。
先生と友達が止めてくれて、馬鹿だと言ってごめんねと謝ってくれて、事なきを得たとのことでしたが、やはり、ショックだったようです。

失敗を恐れて元気がなくなる娘。

失敗を極度に恐れてしまうようになって、どんどん自信を無くして、娘の元気がなくなってしまう姿を見ると、どうしてあげたらいいのかと正直悩むところであります。
誰にでも苦手なことがあるし、失敗することもある。自分もたくさん失敗してここまで大人になれた、失敗してよかったことも沢山ある。そもそも、私自身も算数は苦手だったので、皆の前で問題が解けなかった恥ずかしさや悔しさはよく分かります。

娘に勉強への自信とやる気を持たせてあげたい。

算数が出来る出来ない以前に、勉強で失敗しても大丈夫だということ。失敗するから成功できるんだよ。と言い聞かせ、失敗は悪いことではないと心にとどめさせて、自信とやる気を持たせてあげたいと思います。
家で宿題をやるときは一人にしないで、私と一緒に勉強しています。まず時間を決めて問題を一通り解いてもらい、わからないことがあったら、一緒になって考えるように、じっくり向き合って教える時間を持つようにしました。

少しずつ、根気強く、娘の勉強に向き合います。

少しずつではありますが、わからないところは、わからないと、私に素直に言ってくれるようになり、
ちょっとずつ勉強が出来てくると、笑顔になってくれるようになり、それが更に自信に繋がってくれたら良いなと思います。
これからも、根気強く、娘と一緒に勉強したり、向き合ってあげたいです。

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