できる勉強法

短時間集中型の勉強、誰かと競うと効果アップ。発達障害児に効果あり。

小学校4年生の娘、勉強に集中できず、ぼんやりする癖があります。

小学生の子供は1日、どのくらいの時間、勉強をしていますか。
うちの娘は小学校4年生、机の前に座ることは嫌いではないようで、毎日、比較的長い時間座って勉強しているのに、成績の方はいま一つ。
いつも、ぼんやり、ぼーっとする癖があります。

だらだら長い時間勉強する、うちの娘。

勉強の様子をみていると、机に座ってはいるものの、ぼんやりしたり、息抜きと称して、漫画を読んだり、結果的には、だらだらと時間を過ごすだけで、勉強自体ははかどっていない様子。どうしたものかと、悩みながらも、具体的な対策を講じることができずにいました。

祖母の写経が、孫娘の興味を引いた。

そんな、ある日のこと、義理の母が、趣味で「写経」をはじめました。
娘はリビングで、その様子をみていたのですが、しばらくすると「おばあちゃんと一緒に、お勉強する」と宿題を持ち出し、祖母と孫が並んで勉強することに。そのうち、闘争心がわきあがってきたようです。

祖母と孫娘が並んで勉強開始。

「おばあちゃんより、宿題を早くできるよう頑張る!」と、娘も勉強を大奮闘。どちらが早く終わるか、競争が始まりました。
孫娘をやる気にさせようと、義母も一役買ってくださり、「おばあちゃんも、負けないよ!早くできても、間違っていたらダメだからね。」などと、絶妙なアシストをしてくださいます。

誰かと競うと、勉強への集中力がアップ。

最終的には、娘が先に勉強が終わり、答えもすべて正解だったので、娘は大喜び。
義母も「すごいねえ、偉かったねえ、がんばったねえ」とたくさん褒めてくださり、娘は、得意満面です。
これまでは、学校から帰ってすぐに勉強にとりかかっても、夕食までに終わることがなかった宿題も、この日は、あっという間に終了しました。
さらに、自主的に計算ドリルと、漢字テストの勉強まで、やり遂げることができたのです。

短時間集中型の勉強で、だらだら勉強にさよなら。

このことがきっかけとなり、短期集中型の勉強環境を作ることが、娘にとって、最善の策だと気づきました。毎日、タイマーを利用して、短時間で勉強させることにしたのです。
勉強が終わったら、遊んでもかまわないので、きめた時間内は、集中して勉強すること、毎日続けることを娘に約束させました。

家族が競争相手になって、娘の勉強を後押し。

義母や、私、時には夫が競争相手となり、娘の勉強のやる気を後押しします。
また、娘が勝てば、私が作成した表に、シールを貼っていくという試みも行いました。勝てば喜んで「もう1回やる」といい、負ければ悔しくて「もう1回」と催促する娘は、以前の「仕方なく机の前に座っていた娘」とは別人のように生き生きしています。

学校でも時間を計る、テストが始まりました。

偶然ですが、最近、学校でも、毎朝時間を計って「よーいドン」で、計算や、漢字の書き取りテストを行う、勉強方法を始めたようです。
その毎朝のテストで、娘は、よい成績をあげているようで、ますます、勉強のやる気がでた様子。娘が自ら「今日も問題やるから時間を測って。」と申し出るようになりました。

結果はどうあれ、頑張りを褒めてあげる。

ただし、張り切りすぎて、うっかり間違いをして、仲良しのお友達に負けてしまう日もあったとのこと。その時は、少し落ち込んでいましたが、「頑張ったもんね。これからは、うっかり間違いしないようにね。」とこれまでの努力を認め、けっしてお友達と比較しないように心がけました。
このような配慮は必要になりますが、健全な競争力は、子供を勉強好きにするためには、とても効果的。これからも、家族一丸となって、娘の頑張りを応援していきたいなと思います。

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