できる勉強法

視覚効果を使った勉強で、発達障害児の理解が進む。

シールや絵で楽しく、視覚効果を使った勉強方法。

うちの子は、私が次々と言葉で指示したことが、なかなか通じていないという場面が時折見受けられました。
指示が多くなればなるほど、その様子は顕著でした。理解できていないので、本人も混乱しイライラしている様子がありました。
やはり、そのような状況は家庭だけでなく、学校でも見受けられるようで、先生からも勉強を教えてあげようとしても、勉強の理解が進みにくい点があることを、指摘されてしまいました。
親としては、どう対処してあげればよいものかと頭を悩まされる日々でした。

素直に間違いを認めない性格。

うちの子の場合は、先生が、間違っているよと、言葉で指摘してくださったことに対して、素直に認めたがらないという傾向があるらしく、それを改善するために、言葉ではなく、視覚的に伝える方法を取り入れてみてはどうかと、実践してくださいました。

視覚的に確認、シールや絵を使う。

具体的に視覚的に伝える方法がどういうものかというと、シールや絵を使うという方法でした。シールなどを使うことにより、言葉ではなく、シンプルに伝わりやすくなりました。また、見ることにより自分の間違いに気が付きやすくなるメリットもあり、少しずつですが変わってきました。

算数の問題を、視覚的効果で。

例えば、算数では計算問題の答えを確認する場合などにも、シールやタイルを使うと、間違えていた場合にも数が合っていないことが一目瞭然です。
余計な説明はいりませんので、素直に指導を受け入れられるようになっていきました。そうすると、自分自身で間違えたところにも気が付いて、直せるようになってきました。
また、苦手な文章問題に関しては、数のところに、その数を示す絵を書いてもらうことで、文章だけでは理解できなかったものが、見るだけでわかりやすくなりました。
ちょっとした一工夫で、文章問題も解けるようになりました。
答えをすぐに導き出せるようになってくると、楽しくなってきて、嫌がらずに問題に取り組む姿勢を見せ始めました。

勉強がわかると、勉強が楽しくなる。

視覚的にわかりやすくする工夫をちょっとしただけで、こんなにも変わるんだなと、感心しました。
指示がよくわかると、勉強がよくわかる、勉強がわかると楽しい、というプラスの相乗効果で、自信をつけはじめたようです。
学校での取り組みを家庭でも取り入れ、連携できたことも良かったと思います。
視覚的に伝えると、言葉で聞くとなんだか難しいように思えますが、実践したのはとてもシンプルなことです。

ちょっとした工夫で、発達障害児でも理解が進む。

学校のような大げさな視覚教材がなくても大丈夫です。家庭でも十分に補えました。
例えば、シールの代わりに、ノートに絵や図を書き足してあげるだけでも十分な場合も多いです。
今までなら言葉で必死に説明してもわかってもらえなかったのに、絵を書いてあげることで理解が進み、随分とストレスも軽減しました。
言葉では理解しづらくて一番困っているのはやはり子ども自身なのです。このままわからないが増えてしまっていたら、余計に苦手意識を募らせてしまっていたと思います。視覚に伝える方法を実践するだけでも、みるみる変わってきたのを実感しています。今後も継続していきたいと思います。

-できる勉強法

関連記事

大きさや量、理解できない問題は、実物を目で見てイメージ。発達障害児に効果あり。

広さ、長さ、大きさ、量などは、実物を見せてイメージさせる勉強方法が効果的。計算は得意でも、大きさや量がイメージできない。計量カップやペットボトルで、実物を見てイメージ。わからないことでも、実物を見れば理解できるようになる。

勉強につまずく、1つ前の学年から再復習。発達障害児の勉強法。

勉強は理解が不十分なまま進まない。回り道が近道。分数の計算でつまずく、うちの娘。前の学年の教科書を復習する。勉強は、前の学年からの積み重ね。1つ前の学年の勉強で、子供に自信。

歌ってリフレッシュ、休憩で勉強効率アップ。発達障害児に効果あり。

家庭の勉強で、子供の集中力はどれくらい続くか?子供の勉強の集中力をアップさせる方法。大好きなアニメソングを歌って、休憩時間にリフレッシュ。親子で一緒に歌えば、もっと楽しくリフレッシュできます。

勉強の褒め方、小学生には数字で結果をわかりやすく。発達障害児に効果あり。

小学生の勉強の褒め方、抽象的な言葉より、ゲーム感覚のタイム計測が効果的。家での勉強は、遊びの要素を取り入れてOK。子供の勉強、褒め方は子供の性格に合わせて。

スタンプ&シールを活用、子供の勉強への気持ちを前向きに。

発達障害で勉強が苦手な小学3年生の次女。シール貼りが楽しくて、勉強を頑張る。母親のできることは、勉強への気持ちを前向きにさせること。