できる勉強法

漢字が苦手な5年生の娘、惜しい間違いを、はっきり認識させる勉強方法。

小学校5年生、漢字の書き順も覚えやすい、大きい用紙に、大きく書く勉強方法。

国語の読解が得意なうちの娘ですが、小学校5年生になり漢字テストとなると、途端にお粗末な点数を取ってくることが多くなりました。
小学校低学年の頃は、100点は滅多になかったものの、そこまで勉強が苦手なタイプだとは思っていませんでした。

4年生までは、子供の勉強のことに、気付きませんでした。

3年生の時の担任の先生は、子供たちのことを思ってか、テストの前に、テストと全く同じプリントを持ち帰らせて、宿題として勉強させる先生でした。
4年生の時の担任の先生は、大学を卒業したばかりの若い女性の先生で、とても明るく元気で素敵な方ですが、クラスを良くすることを大切にされていて一生懸命だったため、子供の学力面でのサポートが少なく、親がのほほんとしていると、自分の子供の勉強が出来ていないことに気が付かないまま、1年間が過ぎてしまいました。

5年生になって、漢字のテストが16点。

5年生になり、30代後半のベテランの男の先生が担任になり、夏休み前のテストプリントを見て愕然としました。
うちの娘の漢字テストがなんと、16点だったのです!
この話を周りにすると大概「何点満点?」と聞かれますがもちろん100点満点です。

夏休みに親子で一緒に勉強。

このままではいけないと、夏休みに娘と一緒に親子で勉強することにしました。
性格が温和でとても前向きな娘なので、親子で一緒に勉強することは、楽しんで始めてくれましたが、一緒に勉強していて驚きの連続でした。
とにかく、おしいのです。

漢字の勉強では、惜しい間違いばかり。

漢字を書くときに、一本足りなかったり、一本多すぎたり、見たことがあるようで存在しない漢字をスラスラと書く姿は、怒るどころか笑ってしまいました。
これではだめだと、楽しく漢字を覚えてもらうために、いろいろ調べて始めたのが、学校のノートなどに書いて漢字の練習をするのではなく、広告や学校からのお便りの裏紙を使用して、A4サイズに大きく1文字を一緒に書くことでした。

大きな用紙に、漢字を大きく書く勉強方法。

私がまず、お手本を書いて、娘が同じように書くことで、目で漢字の書き順を見ながら、自分も確認しながら書いて覚える勉強方法を選びました。
すると、今までぼんやり覚えていた漢字がはっきり認識できたようで、難しいと思っていた字画が多い漢字が、簡単に思えた様子です。

大きく書くと、はっきり漢字を認識できた。

たくさんの漢字を一度に勉強するのは苦手なため、8個ほどにとどめて、書き順を意識させながら1画1画ゆっくり書かせるようにしました。
もともと、大きな紙に盛大に絵をかくことが大好きな娘なので、大きく漢字を書くことも、とても楽しみながら勉強に取り組んでいました。

書き順もわかりやすい、この勉強方法で地道に頑張ります。

漢字の書き順については、本人の思い込みが強かったため、漢字の書き順が1画1画分かれて表しているドリルを見せて書くようにしました。
すでに小学5年生であることもあり、たくさんの漢字を習い終えているので、まだまだ乗り越えるべき山は高いですが、成果が見えたので地道に子供の勉強に付き合っていきたいと思います。

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