算数の勉強が苦手な小学校5年生の末っ子、やる気なく、だらだら勉強。
我が家の小学校5年生の末っ子は勉強がとても苦手です。
中でも算数の勉強は特に苦手で、一つ計算方法を覚えても、次の内容に進むと、一つ前のことはすぐに忘れてしまいます。
うちの末っ子は、算数の計算ができません。
算数は特に前の内容を含めて、発展していく教科なので、こないだまで解けていた問題が全く解けず、的外れな間違いをすることもしばしばでした。
特に総合問題で、足し算・引き算・掛け算・割り算が混ざって計算問題が出てくるとお手上げでした。
足し算だけ、引き算だけ、同じ計算だとできるのに。
足し算ばっかりの問題ならば、解けるんです。引き算ばっかりでも、掛け算ばかりでも、もちろん割り算が続いても解けるんです。
しかし、それが混ざっていると、途端にわからなくなってしまいます。
うっかりミスや、単純な計算ミスとは言い難い、解き方の根本から考え直したくなるような間違いばかりでした。
問題を一問ずつカードにして解かせる勉強方法。
途方に暮れていた時に知ったのが、「問題を一問ずつカードにして解かせる」という勉強方法でした。
目の前にたくさんの問題が並んでいるだけで、本人の勉強のやる気も起きずに、だらだらと計算問題を、いやいや解く始末でした。
しかも、その姿を母親の私に怒られ、問題の間違いに愕然とした私に、またそのことについて怒られて悪循環でした。しかし、問題をカードに書いて一問ずつ解かす方法を試してみたら、なんと前の問題の影響を受けることもなく、落ち着いて問題を解くことが出来ました。
カードで集中力が上がったのかな?
カードをめくることで、リセットされているのでしょうか?
同じ問題が並んでいるプリントよりも集中をし、早く解いているわけではないのですが、落ち着いて問題を解くことで、結果、宿題がいつもよりも30分も早く終わりました。
もちろん計算の間違いも減り、カードをめくることさえも楽しんで勉強をしていたので、この方法は勉強嫌いの、うちの子にはとても効果的だと思いました。
やる気がしないと、勉強はできない。
できないと思ってた計算も、実は解けるんです。本人の算数の勉強への苦手意識が、すべてを悪循環にしてしまい、解ける問題すら嫌気がさしていたのでしょう。解く気がしない、そんな気持ちの中で必ずやり終えないといけない宿題のプリントを解くことは、マイナスでしかありませんよね。
子供の勉強のやる気、本当に難しい。
うちの末っ子は勉強が出来ないというより、計算がびっしり書かれた問題プリントが、嫌いなのだと改めて気が付きました。
算数の授業は大好きなのです。日々目の前のことを楽しんで満足している様子を目の当たりにするほど幸せオーラの女の子です。
子供に勉強をやる気にさせるのって、本当に難しい。
母親の行動も、子供の勉強のやる気に影響あり。
母親の私も、テストの結果を見て怒るなど、笑顔を無くす、イコール勉強をさらに嫌いにさせる行為を反省しています。今回の「問題を一問ずつカードにして問題に取り組ませる」勉強方法を続けたいと思います。