勉強ができる子になる習慣

真剣に遊んできた子は、勉強も真剣に取り組む。発達障害児に効果あり。

子供は、勉強も遊びも、面白いと感じればやる。ただそれだけです。

ある有名な塾の先生がこのように語ってたのをテレビで見たことがあります。
「子供は、つまらないことはやりません。勉強も、遊びのように夢中になれて、面白いと感じればやりますし、そうでなければ、やろうとしないのです。」

子供は、勉強も遊びも、夢中になると頑張れる。

また、とくに男の子において、受験体制に入った途端、成績がぐんぐんあがり、それまで詰めこみで勉強させられてきた子を、追い抜いてしまう子がいるとのこと。
そして、それは例外なく「真剣に」遊んできた子供たちなのだそうです。

真剣に遊んできた子は、勉強も真剣に取り組む。

真剣に遊んだから、勉強も遊びも同じように「真剣に」取り組めるようになり「あと伸び」する力につながるのだそうです。
鬼ごっこ、秘密の基地づくり、川遊び、木のぼり、カード集め、ボール遊び、なんでもいいので、挑戦して、集中力、コミュニケーションスキルを磨くといいのだそうです。

うちの息子も、真剣に遊んでいました。

実は、うちの息子はまさに、このタイプの子供。
小学校になっても、とにかく腕白で、真っ黒に日焼けして、一日中外で遊びまわっていました。宿題以外の勉強は全くしないので、勉強もあまりできませんでした。
性格的には、なんでも一番になりたがるようで、お友達の間では、ボス的存在。
他の子をいじめたり、泣かしたりすることもあり、トラブルを起こさないかと心配したこともあったものです。

周りの環境に恵まれ、子供を自由に遊ばせてきた。

けれども、環境に恵まれ、まわりの親御さんや先生たちも、暖かい目で見守ってくださいました。息子が、逆にいじめられることもあれば、フォローしたり、かばったりする立場になることもあり、それはお互い様だという雰囲気がありました。
子供の世界に必要以上に介入しないという、大人同士の暗黙の了解の中で、子供なりに駆け引きを行い、もまれながら、成長してきたのです。

大人の監視下じゃなく、子供自身が考え遊ぶこと。

大人の監視下で、遊ばせることが多いと、つい「みんな一緒」「みんな仲良く」という方向性で遊ばせることが多くなり、子供自身が「考える」という機会が少なくなってしまいます。
うちの子の育った環境は、大人の目線から見ると、危険なことに満ちているように思えます。
しかし、子供自身が考えて行動する中で、日々を「真剣に」過ごしてきたことにより、息子はかけがえのないものをたくさん学んできたのだと、今では感じています。

学年が上がるにつれて、勉強の成績が上がってきた。

実際に、息子は、学年が上になるにつれ、成績が驚くように伸び、学年でトップの成績をおさめるまでに成長しました。
息子自身に勉強の話を聞いてみると「勉強がわかると面白い」「新しいことを勉強すると楽しい」のだそうです。勉強を遊びの一環として、捕らえているのですね。

しっかりと遊ばせた経験が活きている。

ちょっと遊びを制限して、勉強させようと考えた時期もありましたが、結果的には、しっかりと遊ばせて、子供自身の主体性を重視したことが、良かったようです。環境に恵まれていたことも幸運でした。息子の今後の成長がますます楽しみです。

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