勉強ができる子になる習慣

早朝のスポーツの習慣、脳への刺激につながる。発達障害児の勉強法。

勉強の前の適度な運動、勉強への集中力がアップ。毎朝スポーツの習慣を。

運動と学習能力の向上が、密接に関係していることを、ご存じでしょうか?勉強に取りかかる前に、適度な運動を行うことで、脳には刺激が与えられます。活性化された状態での脳は、通常の学習に比べ、より脳がフル回転して働くことが分かっています。

小学校3年生、スポーツの習い事。

サエちゃんは、小学三年生の女の子です。お母さんは、そろそろピアノの他に、もう一つ習い事をさせてあげたいと考えていました。もう少し体力を付けさせたいと考えていたので、体操やバレエなどのお稽古はどうかと勧めていました。

学校から帰って遊んでばかり、勉強の成績が。

しかし、サエちゃんは学校から帰ると、すぐに友達と公園に行きたがるので、なかなか習い事に対して気持ちが向かいません。何よりもお母さんが気になっていた事は、最近の学校での勉強の成績が下がり始めていたことです。気分を変え、また体力を付けることで、勉強に対する新しい姿勢が身につくのではないだろうかと考えたのです。

毎朝ちょっとの運動でも大丈夫。

習い事をさせたいが、放課後の時間に気持ちが向かわない、それならば登校前などの朝の時間に出来ることを探してみよう、お母さんはそう考えました。頭がスッキリ働くよう、朝食前の30分で、近所の公園まで親子で一緒に散歩をすることから始めました。数週間して慣れてきた頃、公園で縄跳びをすることも始めました。

朝の運動は脳を活性化、一日の勉強への集中力アップ。

特別な習い事ではありませんでしたが、早朝の軽い運動は、学校での勉強においても集中力や、理解度のアップにつながったのです。早朝の軽い運動は、体の健康だけではなく、脳への作用もあり、勉強へのいい影響が多分にあることを実感できたのです。

習い事は多すぎると、子供が時間に追われてしまう。

習い事を増やすことは、子どもの自由時間を奪うことにもなりかねません。友達と遊ぶ時間や、自分一人で好きなことに没頭する時間も確保させてあげたいものです。
スポーツなどの習い事も子どもによってはとても大切な時間になりますが、特別これがやりたいといったスポーツが思い当たらない場合などには、少し体を動かす時間を作るだけでも、変化が現れてくるはずです。

スポーツは週末だけでもOK。できることから始めよう。

平日の早朝はなかなか忙しいという家庭も少なくないでしょう。そんな時は、週末などに集中して朝の運動を開始してみることがおすすめです。
習い事は学校から帰宅後の時間だけではありません。週末の早朝に行っている剣道やサッカーなどのスポーツも、最近では多く見られます。数人で行うスポーツは、チームワーク力や判断力を養うことにも効果的でしょう。

親子で早朝の運動、親子の絆と、子供の勉強にも効果あり。

朝の早い時間に体を動かすことは、体の健康だけではなく脳機能の向上にもつながります。また、子どもとの朝の時間を長く共有することは、親子のコミュニケーションを密にすることにもつながりそうです。朝の時間を運動から始めることを、習慣に取り入れてみませんか?

-勉強ができる子になる習慣

関連記事

遊びと勉強、どっちが先?ADHD発達障害児は、先に遊ぶと勉強にも集中できる。

どんどん外遊びをさせる習慣が、ADHDの子の勉強に効果あり。夢中で遊んで帰って疲れた後に、勉強をする習慣。思いっきり遊んだ後の方が、集中して勉強できた。

真剣に遊んできた子は、勉強も真剣に取り組む。発達障害児に効果あり。

真剣に遊んできた子は、勉強も真剣に取り組む。子供は、勉強も遊びも、面白いと感じればやる。ただそれだけです。

親の経済力と子供の学力、障害児にはお金ではなく、勉強を大切にする家庭環境で決まる。

子供の教育は、お金じゃなくて、家庭の熱意で決まります。 お金がなくても勉強はできる。 経済的な余裕があれば、学習塾に通えます。 「経済力がある家庭の子のほうが、勉強ができる。」と、よく言われます。 確 …

子供の勉強、制限時間を設定はやる気の凝縮、短時間学習の習慣を。

タイム計測で短時間の勉強方法。短時間の勉強方法だと、ちょっとしたスキマ時間に勉強できます。気が散りやすいADHD発達障害児に効果あり。

脳科学で、勉強する時間を工夫する。発達障害、知的障害を持つ子の、勉強方法。

発達障害、知的障害を持つ子が、勉強を頑張るためには、勉強する時間を工夫する。そうすると効率よく、勉強ができます。