小学校2年生、せっかちで早く遊びに行きたい、ADHD注意欠如多動性障害の子
勉強する時間を変えたら、集中して勉強できるようになった。
私は32歳で、小学2年生の8歳になる長男がいます。私は以前、美容師として働いていましたが、1年半前に、次男が産まれ、その頃に長男が小学校入学、主人が単身赴任になるという様々な事が重なり、現在は専業主婦をしています。
私と長男の性格はよく似ていて、母子ともに楽しい事が大好きでとても社交的です。そして、少しせっかちです。
宿題を終わらせてから遊ぶ、これだと勉強が落ち着かない。
勉強で、息子の苦手な教科は国語です。漢字や作文などは2年生なりに理解して出来ています。でも、物語の文章問題が特に苦手なのです。
理由は分かっています。早く勉強を終わらせたいので、文章をとばしながら読んでいて、物語の内容など理解していないのです。
失敗した勉強のやり方として、子供が学校で遊ぶ約束をしてきても、宿題を終わらせてから遊びに行くという、決まりを作ってしまった事でした。
算数はいいけど、国語になると落ち着きがなく、そわそわ。
算数は、遊ぶ前に宿題を終わらせるこのやり方でも特に問題はなく、すらすらとこなして遊びに行っていました。
問題の国語は、文章問題になると、早く遊びに行きたい気持ちから、さらに物語を読まなくなり、その上とても汚い字を書いてやる様になってしまいました。
本人の中でも国語に関しては、苦手意識ができていたと思います。
学校の個人面談では、担任の先生ともこの事を話しました。「国語に関しては苦手意識がある様で、早く終わらせたいという気持ちが学校でも強いです」と、先生も言っていました。
担任の先生のお薦めとしては、国語の文章問題の練習に効果があるのは、本を読む習慣をつけることでした。
短い本から始めて、読むという楽しさを身につけていく、勉強に関して、やる気がないわけじゃないので、とにかく褒めて、そのやる気を伸ばしてあげるという、アドバイスをもらいました。
勉強時間を変える、遊んで帰ってから勉強をする。
そんな先生からのアドバイスをうけ、まずは勉強の時間を変えてみました。
遊ぶ約束をしたならば、先に遊んできていいよ、という風にしたのです。実際、息子と一緒に遊ぶ友達たちも、宿題をやってからくる子の方が、少なかった様です。
帰って来てご飯を食べ、次に何もする事はない状態で、勉強に取り組む様にしたのです。疲れて出来ないというのが不安でしたが、息子は元気一杯の疲れ知らずなので、その点は大丈夫でした。
この方法が、うちの息子は集中して取り組めています。
本を読む習慣をつけるには。やる気をつぶさずじっくりと。
先生のアドバイスの本を読むという習慣です。
これはなかなか、うちの息子の中では難しい様です。平日は時間もないので、休みの日に本を読ませるようにしていますが、読みなさいと、私から言われるからやっている状態で、自分から読みたいという気持ちは、湧かないようです。
私自身は、落ち着いた気持ちで取り組む環境を作る事、焦らせない事、とにかく褒める事に気を付けています。まだ低学年なので、苦手意識を持たせずに、やる気をつぶさない様にしていってあげたいなと考えています。