
つい、うっかり間違えてしまう。
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ケアレスミスをなくす勉強方法

算数の計算は、確実にできるまで、訓練する。
算数の計算は、やり方が理解できても、実際の計算を確実にできないと、意味がありません。
うっかりのケアレスミスだから大丈夫、こんな考えでは、学年が進むと、いずれ算数でつまずいてしまいます。
少数の掛け算ができないと、少数の割り算もできず、円周率3.14の計算もできません。
算数は、計算が確実にできないと、その後の学習内容もできなくなり、算数の教科全体が理解できなくなります。
「わかってはいるけど、ちょっと間違っただけ。」
「今回はミスしたけど、ゆっくりやればできる。」
こんな状態は、計算が「できる」状態ではありません。
計算は「確実にできる」状態にすることが重要なんです。

計算は、意味がわかっただけではダメなんです。
算数の計算、ケアレスミスしないための勉強方法

注意不足でうっかり間違う、ケアレスミスを防ぐ勉強方法です。
このケアレスミスを防止するためには、繰り返しの計算練習が大切です。
しかし、勉強が苦手な子の場合には、ただ単に、繰り返し勉強しただけでは、なかなかできません。
間違った勉強方法で、繰り返ししても、間違い続けるだけです。
3つのポイントを押さえた、正しい勉強方法で、計算練習を繰り返しましょう。
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1、数字を丁寧に書く。

見やすく大きく丁寧に、数字を書こう。
計算ミスをなくす1番効果的な方法は、数字を見やすく丁寧に書くことです。
大きく見やすい数字が書ければ、それだけで、うっかりの計算ミスの激減します。
逆を言えば、字が汚く、計算の数字が見にくければ、それだけで、計算ミスが多くなります。
字を丁寧に書くためには。

字が汚い原因は、2つあります。
1つ目の原因は、もともと字を書くことが苦手なことです。
発達障害を持つ子は、字が汚いケースが多いです。
また、鉛筆の持ち方が悪いかったり、書く時の身体の姿勢が悪いと、きれいな字が書けません。
2つ目の原因は、算数の計算では、急いで字を雑に書いてしまうことです。
ゆっくり丁寧に書けば、綺麗な字をかける子でも、計算では、雑な字を書いてしまいます。
これは、計算途中の数字は、丁寧に書く必要がないと、考えていることが原因です。
どちらの原因でも、算数の計算では、途中計算でも、きれいな字を書くことが、間違いなく正確に計算ができるようになるコツだと、子供自身に理解させることが必要です。
もともと字を書くことが苦手な子でも、丁寧に、大きく数字を書けば、見やすくなります。
大きな字でも、余白の広い部分を使えば、途中計算が書けます。
余白が少ない場合は、プリントの裏面やノートを使って、途中計算を書きましょう。
分数、少数、筆算の桁数を揃えて書く。

分数や少数は、間違えやすいので、注意が必要です。
- 分数の計算では、分子と分母をしっかり分けて書くこと。
- 少数の計算では、、小数点の位置を間違わないように、小数点の大きく書くこと。
- 筆算では、桁数を揃えて書くこと。
2、途中計算を全部書く。

途中の計算も、全部書いて、消さずに残す。
算数の計算は、計算の途中に間違いがあると、最終的な答えが間違ってしまいます。
途中計算は、飛ばさずに、全部を必ず書きます。
計算が終わり、答えを書いた後も、途中計算は消さずに、書いたまま残します。
解答の見直しをするときや、間違った時のやり直しでは、途中計算が残っていれば、どこで間違ったかが、わかります。
ケアレスミスが多い子は、計算の答えを書いた後に、途中計算を消しゴムで消してしまう場合があります。
これでは、見直しができない上に、計算がどこで間違ったかが、わかりません。
普段から、途中計算は、後から消さなくていい部分に、書くように気をつけましょう。
3、答えを予測する。

計算結果を、予測すれば、うっかりミスは少なくなる。
- 誤)25×5=25、正)25×5=125
- 誤)180÷3=6、正)180÷3=60
「25×5=25」では、25という数字を5倍したのに、25のままでは、明らかにおかしいのですが、ついうっかり125の100の位を書き忘れてしまったケアレスミスです。
25×4が100なので、25×5は100より大きな数になるかな?、と予測すれば、25という答えがでたときに、間違ったと気が付けます。
「180÷3=6」も、正解60の、0が足りないケアレスミスです。
18÷3の部分に集中しすぎると、0を見落としがちです。
また、文章問題では、特に答えの見当をつけて、計算すれば、ケアレスミスを防ぐことができます。
まとめ、ケアレスミスをなくす勉強方法

計算練習では、3つのポイントを意識して頑張りましょう。
算数の計算で、うっかりケアレスミスをなくすには、繰り返しの計算練習が欠かせません。
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