発達障害の小学校2年生の娘、集中力を維持する勉強方法。
うち小学校2年生の娘は、好奇心がとても旺盛で、何をしている時も楽しい時間として過ごしています。
遊ぶことももちろんそうですが、学校の勉強も宿題も、とにかく前向きな姿勢で取り組んでおり、つらいことなどほとんどない様子です。
発達障害の傾向がありますが、素直な性格なので、今の所、育てにくさがなく、親としては助かっています。
きっと嫌なことはさらっと流せてしまうタイプなのでしょう。
勉強しながら、考え事をしている。
学校から帰ってきて、友達と遊び、宿題をすることが習慣化されており、イヤイヤ宿題をしている感じではありませんが、勉強をしている間に、他のこと考えていると思える時間が定期的に発生しています。
宿題しているはずの娘をふっと見ると、手が止まっているのです。
そして今日あった楽しかった話をどんどん話し始めるのです。
学校の楽しかったことを、勉強中に話してきます。
勉強しながら、いろいろと今日1日の学校のことを思い出すようで、ぷつんと勉強の集中力が切れてしまいます。
娘のそういう学校での楽しかったことを話す幸せそうな姿を見るのも聞くのも、私もとても好きなので、つい引き込まれそうになるのですが、その結果、だらだらと宿題をすることになってしまうので、じっと我慢して勉強しなさいと促していました。
勉強の集中力が一度切れると、そのあとはダラダラに。
しかし、一度、勉強の集中力が切れてしまうと、もう終わりで、その後からはダラダラと宿題をすることになってしまい、きちんと考えれば出来る計算問題も間違えてしまう状態です。
これが毎日続くので、このままでは母親の私が毎日ストレスだと思い、いろいろな方法を試してみました。
集中力を回復する一番効果がある方法、一旦勉強を休憩すること。
子供の切れた集中力を回復させるのに、効果が出たのは、一番単純な方法でした。
本人の勉強の集中力が切れた時に、一度休憩を入れるというやり方です。
ONとOFFをはっきりさせることで、本人のやる気を促して、短時間に宿題を終わらせることを実感させるようにしました。
5分間の休憩時間に、親子でお喋りして、また勉強。
まず10分間問題を解かせて、いったん休憩を入れます。
休憩時間は、宿題のことは全く触れずに5分間、娘の話したいことに私が耳を傾けて、心を満たして、また再度、宿題を解かせることにしました。
そしてすっきりして、しっかり勉強タイムに臨めるようです。
勉強はONとOFF、休憩で集中力を回復。うちの娘には効果が出ました。
結果的に、今まで1時間ほど宿題の時間がかかっていましたが、休憩を挟む勉強方法を始めてからは、休憩時間を含めても30分ほどで宿題が終わるという結果が生まれました。
さらに良い結果だったのが、集中が切れてから発生していただろう間違いが、激減したのです。
娘本人も勉強の集中力が上がった効果が実感できたようで、OFFの休憩時間を楽しみに、ONの勉強時間はしっかり宿題に取り組む姿が見られています。