できる勉強法

勉強へのやる気を引き出す、親の言葉かけ。発達障害児に効果あり。

ADHD発達障害児、できることを褒めながら、子供のやる気を引き出す勉強方法。

我が子はとても繊細な一面があります。こちらが何気なく使ってしまった言葉に傷ついたり、そのせいで投げやりになってしまうことがありました。
自分が自信のあることに関しては前向きですし、友達にも自慢するくらいなのですが、一旦、つまずいてしまうと最後、出来ない自分に苛立ちを感じているのか、その矛先を私に向けて攻撃的になってしまうこともあり、困ってしまうことも多くありました。

間違いを単刀直入に指摘しない。

なので、宿題で間違っている時などに、単刀直入に「間違ってるよ!」などと否定的な言葉で指摘するのを極力避けて、わざとおどけた風な言い回しで、子供の心をほぐすように配慮してみました。
例えば「あわてんぼ虫みーつけた!1,2,3」といった風です。こういうと、子どもも何それ?と笑いながら答案を確かめるようになりました。

言葉かけを工夫すると、子供のやる気がアップする。

きっと、ここで「間違えているところが3つもあるよ。」などといった言葉をかけていたら
わが子ならば、傷ついて「もういい!やらない」と、母親である私に対して攻撃的な言葉を発していたかもしれません。
間違い探しのように。自分で間違った箇所を3つ探し出して計算をやり直すことにより、自分でできたという達成感も積み重ねていきました。
それでも、あまり得意でない算数は、勉強への集中力が途切れてしまい、寝転がったり、やりたくないとわがままをいう事もしばしばあります。

タイマーで時間測定も、集中力アップに効果あり。

そういう時には、タイマーを使って勉強時間を計測して、めりはりをつけてみることにしました。
今から何分頑張る?と、子どもに時間を決めさせて、タイマーのスタートボタンを押させます。
自分で押すことにより、スタートが明確になり集中させることが出来ると考えました。

ちょっとずつハードルを上げてく。

タイマーが鳴り終わるまでに、問題をやり終えようとする気持ちが出てきて、集中力アップの効果がありました。
この時間は、はじめは確実に集中できる、3分から始めました。
無理しなくても出来る時間をあえて設定することにより、子供に自信をつけてもらいたい作戦です。
簡単にクリアできる時間をこなすことで、本人は自慢げに簡単だと言うのは想定内でした。

ちょっとずつ、できることを褒めながら、子供のやる気を引き出す。

その様子を見ながら、じゃぁ次は何分にしてみる?と尋ね、次からは自分で集中する時間を決めさせてみました。
自分で時間を決めれば、途中で投げ出すこともほとんどありません。
もちろん、出来た時には思いっきり褒めることも、欠かしませんでした。これは忘れてはならない親の務めです。
褒めることを繰り返すことで、子どもも確実に変わってきます。大人だって、やはり頭から否定されたら嫌な気持ちがするものです。
親がかける言葉を選ぶことで、子供を傷つけず、勉強へのやる気を、失わないで済む場合もあることを、子どもから教えてもらいました。

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