できる勉強法

子供が母親に勉強を教える。母親の質問に答えて復習する勉強方法。

母親が質問して子供が教える勉強方法。記憶が定着、発達障害児に効果あり。

学校の授業で勉強したことは、その日、もしくは次の日に復習するようにしなければ、身につきません。人間は、すぐに忘れる生き物です。普通の人間は、翌日で、半分は忘れてしまい、4日もたつと、4分の1くらいしか覚えていないのが、当たり前なのだそう。
子供の勉強は、記憶が消えないうちに、もう一度復習することが、とても重要なのですが、子供に勉強をやる気にさせるのは、なかなか難しいですよね。

子供の勉強、復習を楽しくするには?

そこで、どうすれば、子供が楽しく「復習」できるのだろうかと考えてみました。
例えば、大人でも、誰かに何かを教えてみると、教えた人自身に内容がしっかりと身につきますよね。そこで、母親である私が、子供に教わってみたら、子供に勉強が身につくのでは、と考えてみたのです。

母親が勉強の質問、子供が母親に勉強を教える。

例えば「今日の国語は何を習ったの?」、「九九の5の段、ちょっとやってみようか」などと、母親の私が勉強の質問をしてみると、たいていの子は、子供なりに一生懸命、勉強した内容を答えてくれます。
それに対して、「へーそうなの」「知らなかった」「すごいね」「よく知ってるね」などと、ちょっと大げさなくらい、真剣に耳を傾けます。すると、子供は得意になり、延々と説明してくれます。

質問することで、子供の勉強を上手に誘導できた。

子供が勉強の内容を教えてくれている時、少し理解があいまいだなと感じたら、「お母さん、もっと知りたいから、ちゃんと調べてお母さんに教えて。」などと誘導します。
すると、教科書をみて、ちゃんと母親に勉強を教えてあげようと、頑張ってくれます。
きちんと答えを導き出せたら、「ありがとう、よくわかった」「ちゃんと調べてくれて、えらいな」などと、しっかり褒めてあげます。

母親に勉強を教えたい、自発的な気持ちで勉強できた。

先日のテストで、うちの子が100点を取った際には、「お母さんに教えてあげたことが、いっぱいテストに出たから、すぐに答えが書けた。」と言ってくれて、私の方が心の中で「大成功!」とガッツポーズをとったことも。
子供自身が、勉強を「やらされている」という感覚ではなく、勉強を「教えてあげたい」という自発的な気持ちなのも、功を奏しているようですね。

国語が苦手なうちの子、文章の読み飛ばし。

また、うちの子は、国語の勉強が苦手でしたので、自宅で復習する際に、その理由を探ってみたところ、実は文章を読む時に行を飛ばしたり、いい加減に読んだりしていて、内容がわかっていないことに気づきました。
それからは、できなかった長文読解は、一度しっかり音読させるようにしてみました。
音読すれば、読み飛ばしたり、いい加減に読んだりすることができないですからね。

音読の後に、母親が質問する勉強方法。

音読でしっかり文章を読んだ後で、「この主人公はかわいそうだね。こんなに辛いことがたくさんあって、どんな気持ちがしたんだろうね。」「登場人物がたくさん出てきたね。だれとお友達になりたい?」などと質問し、いろいろと考えさせ、細かい部分まで注意深く読むよう促しました。
この音読の後に私が質問する勉強方法により、苦手だった国語の成績があがったばかりか、本を読むこと自体が好きになったようです。最近は図書館で借りてきた本を読み、その感想を、親子で話し合うのが日課になりました。

親子で本読み、感想を話し合う。

親子での本読みの話し合いは、子供なりの率直な感想や、時には大人も舌を巻くような鋭い視点に、大人の私が刺激を受けることも多く、子供の勉強をやる気にさせるつもりではじめてことでしたが、今では私自身の楽しみにもなっています。

子供の勉強のアシストができる母親でいたい。

些細なきっかけによって、子供の能力とは、いくらでも伸びていくものなのですね。
子供の可能性を切り開くためにも、これからも子供の勉強の、よいアシストができる母親であり続けたいなと思います。

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