小学生のうちに短時間の集中した勉強の習慣、ADHD発達障害児に効果あり。
毎日、勉強することはやはり効果が着実についていきます。うちの娘は小学校5年生ですが、落ち着きがなく、勉強に集中するのが苦手です。我が家でも家庭学習を定着させたかったのですが、親と子が向き合うと、喧嘩になりあまりうまくいかないことも多々あります。それならば短時間の勉強で勝負だと、思いついたのが朝のプリント学習です。
学校に行く前、朝に短時間の勉強をやってみた。
ちょうど学校で100ます計算、朝読書などと、朝の学活に様々な取り組みをしていることを聴いていたのでマネしてみました。家庭での学習でも、選んだ時間は朝です。
夕方は、宿題を終わらせてから友達と遊んだり、テレビも見たい、習い事のある日もあるので、リラックスさせてやりたいという気持ちもあります。
それならば短時間勉強の狙い目は、学校へ行くまでの時間だと考えました。
早起きして勉強、朝は脳の回転も一番。
まずは、朝の起きる時間を30分早くして、10分だけ勉強に取り組んでみました。勉強課題も欲張らず、プリント一枚だけと短時間に集中して勉強することを狙いにしました。
やっぱり集中するには朝が一番良い気がします。よく睡眠をとって、昨日の疲れもリセットされていますので、朝は脳の回転も良いと思います。
毎朝の勉強を習慣化、子供が嫌がらない範囲で。
目標はあくまでも継続して勉強を続けることだったので、やらされている感がないように、プリントは時間が余っても一枚だけにして、でもそれを毎朝の習慣化させるために、母親の私もきちんと早起きしてプリントを印刷し忘れないよう、子供の勉強の準備をしました。
親子で継続する決意が必要です。
朝の短時間勉強をやってみて気づいたことは、たったプリント一枚でも継続するという事は子ども一人の力では難しいという点です。親も一緒に頑張るという気持ちがなければ、つい、今日は勉強しなくても、明日二枚しようかなどと怠けてしまいがちです。
朝の短時間勉強を続けていると、必ず成果が実感できる。
でも、決めたことを最後までやり遂げる気持ちを親が示し続ければ、かならず継続は力なりを実感できます。そして、継続しているうちに、プリント一枚を終わらせる10分が、どんどんタイムが縮まってきて、勉強への集中力も更にアップするという嬉しい効果があるのを感じています。
勉強時間を決めてタイマーをセットするのは、ゲーム感覚で子どものやる気を引き出すためにとても効果があります。スピードかつ着実にしないといけませんので、子どもも集中するようです。
小学生のうちに勉強の習慣をつけること。
でも勉強は、なかなかすぐに成果が表れないのでもどかしいですが、小学生の今のうちこそ、こういう地道な積み重ねの勉強時間をかけられます。
中学になると部活などに追われ、何度もある定期テストなどで、嫌でも順位が付けられ、他人との差を見せつけられてしまいます。ゆっくりプリント一枚だけなんて、言っていられなくなります。
小学生の今こそ、丁寧に時間をかけて勉強に取り組むことが出来るチャンスです。子どもが自主的に勉強を頑張り、競争心を抱いていることは、とても学力アップに効果的です。