勉強ができる子になる習慣

目標があれば子供は勉強を頑張れる、たとえ叶わなくても夢を持つこと。

父と娘の会話「大きくなったら、なんの仕事がしたい?」

ある日、夫が、小学生4年生の娘と、こんな会話をしているのを耳にしました。
「大きくなったら、なんの仕事がしたい?」
少し考えて、娘は、こう言いました。
「AKBみたいな、歌手になって、みんなに喜んでもらうの!」
母親である私は「歌手になって、成功できる人なんて、ほんの一握り。勉強して、もっと堅実な道を選んでほしい」と、口にこそ出しはしませんでしたが、心の中でつぶやきました。

子供の夢をもっと膨らませると、目を輝かせた。

しかし、夫は、こう続けたのです。
「そうかあ、じゃあ、オーディションを受けないといけないなあ」
すかさず「オーディションって、何?」と、目を輝かせながら、問いかける娘に、夫は、オーディションについて、説明します。
その後も
「じゃあ、音楽の勉強も、しっかりしないとなあ」
「体育のダンスも大切だよ」
「AKBの誰が、目標かな?ちゃんとテレビで、お話ができるように、国語の勉強もしないとなあ」
などと、どんどん、話を広げていきます。娘は、うんうんとうなずきながら、目を輝かせて、夫の話に聞き入っていました。

夢も大切だけど、勉強して堅実な道の方がいい。

娘が眠った後、夫に、先ほどの会話について、私が感じたことを伝えてみました。
具体的には
「夢を語るのも大事だけど、実際には、堅実な道を歩んでほしいと感じたこと」
「けれども、娘の嬉しそうな様子や、勉強に意欲を見せた態度をみて、少し考え方が変わったこと」
などです。

夢は叶えられなくてもいい。

それに対して、夫は、次のようなことを教えてくれました。実は、中学生の頃になりたいと憧れた仕事に、実際につける人は、ほんの10%程度。けれども、子供の頃、なりたい仕事があった子供の方が、例え、その仕事につけなかったとしても、その後の人生の満足度が、高いというデータがあるのだそう。
目標に向かってがんばった経験をもつと、例え夢はかなえられなくても、その後、与えられたポジションで、頑張ることができるそうなのです。

娘が、勉強に積極的に取り組み始めた。

正直、夫がそこまで考えて、娘に対応していたとは、夢にも思いませんでした。しかし、その言葉を裏付けるように、次の日から、娘は積極的に、勉強に取り組む様になりました。驚いたのは、夫が勉強を促した「音楽」や「体育」「国語」以外の科目でも頑張ろうとしはじめたことです。

夢を実現させるため、モチベーションが高まった。

「頑張ってるね、どうしたの?」と尋ねると、「だって、テレビに出て、変なこと言ったら、笑われちゃうもん」と一言。夢の手助けになる「情報」を与えたことで、何をすればいいかが明確になって、モチベーションが高まってきたようです。

現実的な大人の常識より、子供を前向きにさせる言葉かけが大切。

ついつい現実的なアドバイスをしたくなりますが、大人の常識にとらわれずに、子供が、前向きな気持ちになる言葉かけをしてやることも大事なのですね。今度は、私が娘に聞いてやりたいと思っています。
「大きくなったら、なんの仕事がしたい?」って。

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