勉強ができる子になる習慣

家庭で集中して遊ぶ習慣、それが家庭で集中して勉強する習慣になる。発達障害児の勉強法。

リビングで自由な発想で遊ぶ。それが勉強の習慣につながる。

我が家ではリビングを子どもが自主的に学習できる場にするという事を意識して、幼少の頃から心掛けています。
一日の中で家族が一番過ごす場所がリビングです。

幼稚園から小学校低学年、まずは自由な発想で遊ぶ環境。

子供が絵を描いたり、廃材を切り貼りしたり、虫の図鑑を眺めたりと、リビングを家庭内の保育室のように捉えて、好きなように遊べるようにと考えています。
子どもが自分の発想で何かを作り上げたり、集中したりすることは素晴らしいことです。
子どもの知的好奇心を満たすためには、どんどん作ったり書いたり、自由にできる環境作りが大切だと考えました。

目指すは幼稚園の保育室。

そして、運動があまり得意ではなく、自己肯定感が少し低いわが子は、何かを作ったり、本を読んだりすることはとても好きで、もっと自己肯定感を持ってほしいと思ったのがきっかけです。
目指したのは幼稚園の保育室のように、子供が自由な発想で遊びこむための環境を準備してあげることです。

自由に絵を描く、自由に使える道具。

幼稚園へ行くと、わかりやすく整頓された引き出しに、色分けされた折り紙が入っていたり、自由に絵を描いても良い紙やペン、セロテープなどが、子供が自由に使えるような環境が準備されています。大人からすれば、ごみにみえる空箱も、子どもの手にかかれば宝物です。

子供が道具を自分で選べる環境をつくる。

そこからヒントを得て、我が家も子どもの興味関心を引き出しながら、遊びこみ、なおかつ片付けもしやすいようにリビングの環境を整えました。
気を付けたことは、準備するものは親の押し付けではなく、子どもが選べるようにしたことです。

なんでも体験して、失敗する経験。

例えば、紙に絵を描きたいと思えば、クレパスにするのか、水性ペンにするのか油性マジックにするのか、色鉛筆にするのかなどは選択できるように複数用意しておきました。
何かをくっつける時もそうです。のりがいいのか、セロテープにするのか、ボンドが必要なのか、子どもはふさわしい材料を失敗を経験をしながら自分で学んでいくと感じました。

夢中で遊ぶ子は、そっと見守るだけ。

困った時には勿論、助言もしますが自分で夢中になっている時にはそっと見守ることも大切だと感じています。
おもちゃだとすぐに飽きてしまいますが、手と頭を使って遊びを考え出すと、どんどん発想が広がっていきます。

遊びに集中すること、勉強にも効果があります。

直接効果が出ていないようで、実は学校での勉強にも集中できるようになったり効果はあると思います。遊びの中で脳をフルに活性化させていたことが、勉強にも良い影響があるのかもしれません。

散らかっても気にしない。

ゲームだと、決まったボタンを押して、決まった遊び方しかありませんが、やはり子どもの頃から指先や頭を使う遊びは、汚れるとか散らかるとか、親の都合を考えず、なんでもさせてやるのが良いと思います。家の中が雑然としてしまう時もありますが、幼稚園の保育室のアイデアをもらって、片づけやすい分類をしていれば、意外と気にならないものです。

そっと図鑑や辞書も置いておく。

そして、いつでも気になったことが調べられるように、リビングの絵本棚には図鑑や国語辞書がすぐ手に届くところにあると、子供が面倒がらずに調べ物が出来ます。

自然と勉強に気が向く工夫を。

子供の学年が上がるにつれて、興味も変わってくるので、歴史などはマンガを用意して並べて置いたり、都道府県などもトイレなど視覚に入りやすい場所にポスターを貼っておく。大きな日本地図を壁に貼って、旅行などで訪れた場所に書き込みをしていくなど、いかにも勉強するというスタンスではなく、日常の中にうまく取り込める工夫も必要かなと思います。

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