できる勉強法

アニメで漢字の勉強、興味があれば集中できる。発達障害児に効果あり。

漢字、カタカナ。勉強のきっかけに、子供が好きなアニメを活用。

どうやったら子供が意欲的に文字を覚えるてくれるかというのは、親のよくある悩みだと思います。
部屋の壁に、あいうえお表を貼ってみる。勉強机のマットの下に、漢字の一覧表を挟み込むなどして、色々工夫をされていることでしょう。中には、親が趣向を凝らしても、いざ紙と鉛筆を目にすると、勉強のやる気をなくしてしまうという子もいるはずです。

アニメで漢字を勉強しよう。

そんな工夫されている皆さんに、我が家で成功した漢字の学習例をご紹介します。
それは、アニメです。
娘は「アイカツ!」が好きで、買い物に行くたびに、ゲームをしてカードを集めていました。その情熱を上手く利用して、登場するキャラクターの名前を漢字で書いてみようかと声をかけました。本人も好きなキャラクターのことなので、食いつきは良かったです。

うちの娘は、アイカツで漢字を楽しく勉強しました。

アイカツ!のキャラクターは、名前がひらがな・カタカナの子が多いのですが、「蘭」「紫」「霧」など、上の学年で習うはずの、難しい字もあったので、当時小学校3年生の娘には大変勉強になりました。画数の多い漢字を、バランスよく書くためには、どうしたらよいかというのも、本人なりに勉強したようです。

アニメでの勉強をきっかけに、漢和辞典で漢字を勉強する。

また娘が小学校3年生の頃、漢和辞典の使い方を覚え始めたので、「他の草冠の漢字はどんなものがあるかな?」「別の漫画に出てくる子の名前も探してみようか?」と誘導して、一緒に漢和辞典を開いて勉強したこともありました。
読めるけれども書けないという漢字がある子には、興味のあるアニメなどを利用した勉強法が良いです。
学校の教科書だと、その学年で習う漢字しか出てこないので、題材は教科書以外から見つけるのがおすすめです。少し上の学年で習う漢字がたくさん出てきますから。

カタカナの勉強は、妖怪ウォッチやプリキュア。いろんな応用ができます。

わが家は漢字を勉強するために、アニメのアイカツ!を利用しましたが、小学校低学年でカタカナを勉強したいなら妖怪ウォッチやプリキュアなんかも参考になると思います。
妖怪ウォッチに登場するキャラクターをカタカナで書いてみるとか、集めた妖怪メダルの一覧表をカタカナで書いて作るとか、きっかけは何でもありです。
とにかく子供が自ら楽しんで鉛筆を持ち、紙に書くという勉強スタイルに持っていってください。
書き終えた時には、子供が達成感を味わえるだけではなく、気がつけばカタカナも覚えていたというまさに一石二鳥の状態になります。

勉強にマンガやアニメ、効果があればOK。

勉強するのに、漫画やアニメなんて邪魔だと考える方もいるとは思います。
実際、漫画やアニメを断つことによって、勉強で優秀な成績を残している方がいるのは事実なので、その勉強方法としては有効なのだと思います。
一方で、勉強のやり方は、人によって向き不向きの差があります。
漫画やアニメのキャラクターを活用して勉強することで、子供が楽しく勉強できて、且つ学習効果もあるというのであれば、適度に勉強に取り入れても良いのではないでしょうか。

-できる勉強法

関連記事

勉強ができない発達障害児、勉強方法を変えるとできた。

できないように見える、その子の個性を理解する。発達障害児の勉強方法。全く訳のわからないことに、興味はでない。見てわかると、文章問題もできるようになった。

LD学習障害、算数ができない子。視覚的に教えると、なんとか解ける。

うちの子もLD学習障害です。勉強が生まれつき不得意な子がいます。学校から帰ったら、親子で絵を描いて算数の勉強。視覚的に教えることで、算数の勉強に未来が見えた。

テレビ、ゲームは時間を決める。音楽で勉強の集中力アップ、クラシックのBGM。

勉強の合間のリフレッシュ方法は、障害児の勉強効率を大きく左右します。上手に休憩時間を活用すると、勉強の効果がアップ。反対に、だらだら休憩してしまうと、勉強を再開しても全く身につきません。

楽しみながら勉強、ひらがな・カタカナを覚えた広汎性発達障害児の勉強方法。

図鑑とかるたで字の勉強。言語が弱い発達障害児の勉強方法。好きな本だと、自分から字を読む。ひらがな・カタカナを丸覚え、図鑑で字の勉強ができた。

文章問題ができない子、イラストや実物で苦手意識をなくす勉強方法。発達障害児に効果あり。

文章問題を視覚的な情報で補足して、苦手意識をなくすと、子供にやる気が出てくる。文章問題を、視覚的情報に変換する。文章問題への苦手意識をなくし、子供のやる気をアップさせる好循環を。