障害児の勉強失敗談

母親の言葉が、勉強の足を引っ張る。ネガティブ発言は勉強の邪魔。

小学校4年生、勉強って、めんどくさい。

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小学校4年生の息子、勉強の自信を取り戻させる。発達障害児に効果あり。

答えだけを、早く教えて。

勉強に対してやる気の全くない小学校4年生のうちの息子。
学校の宿題も速く終わらせることに気が入っているので、じっくり考えて問題を解くことは、ほとんどしません。

計算問題はいいのですが、文章題になると、ろくに考えもせず回答を書きます。
間違っていることを私が指摘しても、自分で考えようとはせず、
「じゃあ、答えを教えて。」と言い出すのです。

応用問題を諦めている息子。

どうせ、わかんないもん。

そんな息子の勉強を観察していて思ったことは、
「基本的な事は理解しているけど、それを活かして問題を考えるとなると、諦めて終わりにしてしまっている」という事でした。

息子に「じっくり考えてごらん」と言うと、「どうせ考えたって分からないもん。」との事。
息子は、文章問題などの応用問題は、最初から自分には出来ないと思い込んでいるのです。

勉強への自信が全くない。

頑張ってみよう。

そんな息子に私は
「そんなことないよ。やればできるから大丈夫!すぐに答えを出そうと思わなくていいから、じっくり考えてやってみよう。」と言いました。

息子は「うん」と言ってしぶしぶですが、再び勉強に取り組みました。
この時、横で私も見ていましたが、余計な事は言わず黙って見守るようにしました。
息子は自分なりに精いっぱい考え、諦めて終わりにしていた問題を解くことができました。

母親の私が褒めて、勉強の自信を取り戻させる。

自身がでてきた。

「できたじゃん!さすがだね!やれば出来るでしょ~。」と言うと、
「うん!」と少しですが自信がついたようでした。

1回できただけでは、またすぐに自信のない息子に戻ってしまうので、こちらが意識的に「大丈夫!出来る!」と声かけをして、勉強への自信をつけさせるようにしました。

反省、私がネガティブな言葉で勉強のモチベーションを下げてた。

お母さんに叱られると、勉強がイヤになる。

学年が上がるにつれ、テストの点数も成績も悪くなっていった息子に、私は知らず知らずのうちに勉強のモチベーションを下げてしまうような、ネガティブな言葉を口にしてことに気づきました。

ついつい点数ばかりに目がいき、「何でこんな点数なの?」と言ってしまっていました。
そんな事を言っていても、テストの点数が上がるわけでもなく、勉強のモチベーションを下げてしまうだけでした。

テストの点数が悪くても、勉強の頑張りを褒める。

お母さんに、褒められると嬉しい。

このことを反省して、それ以降は「やれば出来る」と私が信じてあげて、息子にも勉強は「やればできる」と分かって欲しかったので、出来ないことを言うのではなく、出来た事を褒めるようにしました。

テストの点数が悪くても、勉強で頑張ったところがあれば、そこを褒めて、この調子で頑張っていけば良い点数につながっていくと自信をもたせるようにしました。

ちょっとでも良いことを褒めてあげる。

小さな成功体験を、積み上げよう。

テストだけはなく、普段の家庭学習でも、前より少しでも良くなった点があれば褒めて「自分なら出来る」と、勉強の自信をつけさせました。
すると息子も小さな成功体験を積み重ねた結果、
「ぼくもやれば出来る」と自信がついてきたようでした。

やればできると信じて、子供の勉強を見守ります。

簡単に問題を諦めたり、当てずっぽうで答えを書いたりすることもなくなっていきました。
まだまだゴールは先ですが、これからもやれば出来る子だと信じて、ゆっくりと息子の勉強を見守っていきたいと思います。

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