できる勉強法

漢字の勉強は、大きな用紙に大きく書く。正しく漢字を覚えられる勉強方法。発達障害児に効果あり。

正しく漢字を覚えるポイント、小学生の勉強では大切です。

小学生の勉強の中で、漢字を覚えることは、一つの難関な部分です。簡単な文字は比較的覚えやすいものの、線の本数がわからなくなったり、漢字の偏の部分がよくわからなかったりします。漢字を覚えるポイントを押さえて学習していくことが、漢字を覚える近道になりますので、焦らず対応していくことが非常に大事です。

漢字は、目で映像の情報と、耳で言葉の情報。

まず、漢字を覚える時の状況ですが、小学生の場合は、目で映像として確認した上で、耳で言葉の情報を覚えようとします。例えば「星」という漢字を覚える時は、まずは映像として認識したうえで、「星」という漢字の部分を分解して覚えます。そのため「横の線が2本ある」というように、言葉の情報としても認識します。そのため、小さい用紙などに漢字を書いてしまうと、複雑になればなるほど、理解が難しくなってきます。

漢字は大きく書いて覚えよう。

ちょっとした漢字の間違いや、誤認を防ぐためにできることは、小さい文字で書かず、大きな文字で認識することが一番の近道です。最初に漢字を覚えるときには、小さな国語ノートのマス目ではなく、A4用紙全体に大きく書くことが大事です。なんとなくの情報認識と言葉の補足だけでは、漢字の数が増えれば増えるほど、また複雑になるほど覚えることが難しくなっていきます。

漢字の筆順も、大きく書けば覚えやすい。

また筆順についても、同様の考えを応用することで、覚えやすくすることが可能です。筆順を画数分に分解して大きな紙に書くことで、筆順への意識を高め、その筆順に沿って漢字を練習することで、画数が多い文字でもミスがなくなり、またきれいな文字を書くことができるようになります。

小さな国語ノートでは、漢字を覚えにくい。

小学校で使っている国語ノートは、学年が上がるにつれて、どんどん小さなものになっていきます。少々手間がかかるものの、コピー用紙に1文字の漢字を大きく書くことによって、簡単なものから複雑なものまで、しっかりと記憶して、覚えていくことが可能になります。今後、どんどん漢字も増えていくので、しっかりと漢字のつくりを覚えていくことができないと、どんどんつまずいていく元となってしまいます。

正しく漢字を覚えられる勉強方法。

小学生の勉強は書くだけなく、音読などもすることが多いと思いますので、しっかり映像として漢字を認識をして、大きく書いていくことで、子供自身の大きな自信につながっていくことと思います。小学校のうちに、しっかりとこのような学習方法で取り組むことにより、今後の勉強につながっていくことになりますので、ぜひとも手間をかけて学習していってください。子供自身も、あの時しっかりと覚えておいてよかったと思うときが来るはずです。

-できる勉強法

関連記事

ちょっとした勉強の工夫、親のアドバイスで勉強のつまずきを解消。発達障害児に効果あり。

もともと字を雑に書く小学校6年生の息子。計算問題の筆算となると、速く問題を解こうとするので、より一層雑に書いていました。

小さな壁を乗り越える成功体験、達成感と自信をつける勉強方法。発達障害児に効果あり。

大きな壁を乗り越えるために、小さな壁を何度も乗り越える成功体験を積み重ねる勉強方法。いきなり高い壁ではなく、まずは小さな壁を乗り越えること。小さな壁を乗り越える、成功体験を積み重ねること。

ADHD発達障害、集中力が続かない子供の勉強法。

ADHDで集中できない発達障害児、タイム計測で集中力は伸ばせる。ストップウォッチで時間計測、面白いほど集中して勉強する。国語と算数、時間を決めて交互に勉強。集中力が途切れない。

カードで1問ずつなら勉強できる発達障害児、プリントでは、やる気をなくす。

好きな勉強と、嫌いな勉強、やる気が極端な子の勉強方法。苦手なことほど、1問ずつ成功体験を積み重ねることが大切。単語帳のカードで1問ずつ、これなら勉強できる。集中力が高まり、本人のペースで勉強が進められる。

できる勉強をコツコツと。「出来た!」を実感させる勉強方法。発達障害児に効果あり。

国語の長文問題が苦手な小学校5年生の息子。文章を見ただけで嫌になるようで、問題文を読むことさえせず、適当に見当して答える感じでした。