勉強ができる子になる習慣

子供の勉強を褒めるのは、能力より努力を褒める習慣を。発達障害児に効果あり。

努力を褒めて、さらに努力を引き出す勉強方法。

子供を褒める時、どんな声のかけ方をしていますか?
「逆上がりが上手にできたね、運動神経が良くてすごいね」とその子が持つ能力を褒めていますか?
それとも「逆上がりが上手にできたね、いっぱい練習したからできるんだね」とその子が積み重ねてきた過程や努力を含めて褒めていますか?

子供の褒め方、どうしてますか?

理想的な子供の褒め方は、その子が積み重ねてきた努力を褒めることです。
その理由は、能力を褒めてしまうと、次に失敗した時に自分は駄目なんだと、失敗することを恐れるようになるからです。
失敗を恐れるあまり挑戦することを嫌うチャレンジ精神のない子に育ってほしくはありません。

子供は、能力より努力を褒めよう。

我が家の子供の褒め方を紹介します。
まず、テストで100点を取った時。
100点とひとくちに言っても、得意な勉強科目での100点と、苦手な科目での100点は少し違いますよね?
得意な科目の時は、「これ得意だもんね。授業でちゃんと理解していたからだよね。手もいっぱい挙げたんでしょう?」
苦手な分野の時は、「家庭学習で一生懸命復習したからだね。似たような問題で引っかかっていたけど、今回は間違えなかったね」
このように100点を取った結果だけじゃなく、その過程も含めて褒めるようにしています。

100点じゃなくても、勉強の頑張りを褒める。

では、100点を取れなかった時。
「今回は100点取れなかったけど、ちゃんと家庭学習で復習していたし、頑張っていたのはお母さんがちゃんと分かってるよ」
「この計算が間違えなかったら100点だったのに、惜しかったね。次は見直しを頑張ってみようか」
100点を取れなかった現実から目をそむけさせず、次はどうしたら良いかアドバイスすることにしています。

頭ごなしに叱るのはダメ、子供はやる気を失います。

10点や20点の、ものすごく低い点数のテストを持って帰ってきたら、褒めどころに困りますが、頭ごなしに叱るのはやめようと思っています。
「なんでこんな計算ミスをしたんだ!」
「なんでこんな変な漢字を書いたんだ!」
と、怒るのは簡単です。
しかし、怒るだけでは、子供のやる気を失うことにしかならないことは、数々の体験で理解しています。
ですから、叱らずに勉強のやる気を出させるには、褒めるのが一番効果が良いです。

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