できる勉強法

LD発達障害児、焦らず、じっくり時間をかけて進める勉強方法。

小学校5年生、勉強が苦手で怒り出す、LD学習障害の子の改善事例。

うちの息子は小学校5年生です。小学校に入学してからずっと、勉強がとても苦手でした。そればかりか、うまくいかないと、怒り出したり、暴言を吐いたりすることもあり、学校で問題児と位置付けられていました。その事実を知ったときは、正直、落ち込みました。母親である私の育て方が悪かったのかと、自分の子育てに不安を感じたものです。
でも、夜、眠っているわが子の顔を見ていて、思いました。私が信じてやらなければ、他の誰がこの子を信じてくれるのだろう、母親の私が力にやってならなければ、他の誰が、息子を支えてくれるのだろうと。そう考えることにより、子供の力を信じて、一緒に頑張ってみようと思えるようになりました。

勉強ができないじゃなく、できるために、どうするか。

それから、「勉強ができない」ということに焦点を当てずに、「絶対にできる、そのためにはどうすればいいか」という方向に考え方を変え、まず、息子とじっくりと、話をしてみることにしました。

計算ルールは理解できても、時間がかかる。

「苦手な勉強は何?」という私の問いに対し、「( )を使う問題が苦手」だと話すので、一緒に取り組んでみたところ、計算のルールは理解できていることがわかりました。
では、何が問題なのだろうと、さらに状況を探っていくと、わかっていないのではなく、解くために他の子より、時間が長くかかるということなのだと判明しました。

焦って間違い、怒り出す。

そのため、急かされると焦って間違えたり、勉強ができないと評価されることに不満を感じ、それが怒りという形で表現されたりしていたのだと分かりました。
もしかしたら、私が感じた不安を、微妙な表情やしぐさで、敏感に感じ取って、さらに子供の気持ちを追い詰めていたのかもしれません。

焦らず、じっくり時間をかけて、勉強を進める。

このことを反省し、その後は、じっくり時間をかけながら、息子のペースで勉強を進めるようにしました。これが功を奏し、少しずつではありますが、問題を解くのにかかる時間も早くなりました。
同時に、これまでのように勉強ができなくて暴言を吐いたり、怒り出したりしなくなり、学校で指摘を受けることもなくなりました。さらに、勉強へのやる気もみせるようになり、自分なりに何度もチャレンジしたり、「解いたから、あってるかみて」と言って、私にプリントを持ってきたりするようになりました。

じっくり時間をかける勉強方法で、うちの息子は成長した。

この子供の勉強方法の、成功例により、学んだことが二つあります。一つは、親が子供を信じてあげることが、もっとも大切だということ。親が心の底からできると感じることで、子供はそれに応えようと頑張れるのです。

不得意なことを責めない。

二つ目は、「不得意」なことを責めずに、少しでも改善できるように導いてあげること。得意なことに自信を持ち、不得意な自分を受け止められる状況を確保し、「みんな違っていていい」という価値観の中で、健やかな自尊感情を持てる子どもに育てることが、理想なのだと感じます。

勉強が全てじゃない、長い目で子供を育てる。

それができれば、将来的にも、柔軟性があり、打たれ強い大人へと成長していくことができますよね。目の前の「勉強ができる」という事実のみに捕らわれずに、長い目で子供を育てていくという視点を持つことが、大事なのではないでしょうか。

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