国語の文章が苦手な小学校5年生、無理やり出来ないことより、できる勉強を毎日取り組む。
国語の長文問題が苦手な小学校5年生の息子。文章を見ただけで嫌になるようで、問題文を読むことさえせず、適当に見当して答える感じでした。ですので、毎回テストはひどい点数ばかりでした。この点数に危機感を感じた私は「どうにかしてちゃんと問題と向き合うようにしなくては!」と思い、問題に慣れれば出来るようになるかな、と考えました。
長文の問題、見るだけで勉強意欲がなくなる息子。
そこで息子の学年の5年生向けの、長文問題が多い国語の問題集を購入しました。しかし、息子は素直に問題集をやる事はなく、見ただけで出来ないと感じ、勉強に取り組むやる気が全くありませんでした。結局少しやっただけで、その問題集はお蔵入りとなってしまいました。
「出来た!」を実感させる勉強方法。
私はついつい、その学年の問題のレベルと量にこだわっていましたが、それだと息子は勉強を嫌がってやってくれませんでした。そこで息子の学力より少し簡単なレベルの問題から取り組ませたらどうかな、と考えました。
「出来た!」を実感させて、勉強のモチベーションを上げようと思いました。
1学年下の問題をやらせてみる。
問題のレベルを下げるために、1学年下の4年生向けの国語の問題集を購入して、勉強させてみました。
いきなり長文問題をやるのではなく、まずは短文の問題から始めました。短文なので最後まで文を読めるし、問題も簡単なので、うちの息子でもスラスラ解けていました。息子も見た感じが簡単そうだと思ったようで、やり始めの抵抗感もありませんでした。
出来たら、勉強への自信がでてきた。
「これなら自分にも出来る」と思うと、素直に問題に取り組んで勉強している様子でした。実際、問題を次々と正解できていたので、本人も勉強の「出来た!」を実感しやすく、国語の文章問題の自信へとなっていきました。
無理やり出来ないことより、できる勉強をコツコツと。
短文から始めた文章問題をコツコツとやっていくうちに、いつの間にか長文問題にもあまり抵抗を示さず、勉強に取り組めるようになっていました。ここまでにくるのに、かなりの日数がかかりましたが、あのまま、息子に無理やり長文だけをひたすらやらせても、いつまで経っても出来ないままだったと思います。
母親としては、簡単な問題をやらせて意味があるのだろうかと不安でしたが、少しレベルを下げた問題から取り組ませて良かったです。
まずは、負担が少ない勉強量を、毎日取り組む。
勉強する問題の量も「5年生なら、この位はやらなくちゃ」と、私が勝手に決めてやらせていましたが、子供にとっては負担が大きかったようでした。
負担が大きいと子供は勉強を嫌がり、取り組まなくなっていくことを知りました。やらなくなってしまうよりは、勉強量を少なくしてでも、毎日取り組む方が良いなと思い、息子の負担にならない量に減らしました。
やらないよりは、ちょっとでも積み重ねて勉強する。
少ない量でも毎日積み重ねて勉強していくと、1日1問やったとしても、1年間で見ると、360問位は頭に入った計算になるので、「それでよし」としました。
勉強を全くやらないよりは、ちょっとずつの方が遥かに学力が定着していきました。