発達障害を持つ、うちの子の勉強方法

スッキリした机で、勉強に集中。発達障害児には環境が大切。

障害を持つ小学生の母親、私の悩み。

勉強する机の上に、おもちゃがいっぱい散乱、教科書とノートが山積み。これでは、発達障害、知的障害を持つ子が、気が散って勉強に集中できません。

発達障害児の勉強は、環境作りが大切。

勉強する机の上は、整理整頓。

障害を持つ子は、気が散りやすく、集中力が続きません。
そのため、勉強する机の上には、勉強に関係のない物は置かない。まずは机をスッキリすることが、発達障害児や知的障害児の勉強方法です。

勉強机で勉強させる場合は、子供の目に入る範囲から、おもちゃ、写真、イラストなど、子供の興味を引きそうな物を、全て撤去しましょう。

リビングのテーブルで勉強させる場合でも、テーブルの上から勉強に関係ないものは全部片付けて、集中力が途切れない環境にしましょう。

キャラクターの鉛筆、消しゴム、ノートはダメ。

勉強中に机の上に置く、筆箱、鉛筆、消しゴム、ノートなどの文房具は、キャラクター付きは気が散る原因です。
集中力の弱い障害を持つ子は、ちょっとでも気になることがあると、それが原因で、勉強の手が止まります。シンプルな無地の文房具にして、子供の勉強への興味をそらさない工夫をしましょう。

見える範囲の壁や窓もスッキリ。

勉強している時に、見える範囲には、壁にポスターなどの張り紙をしない。発達障害児や知的障害児は、視界に入ったものに、気を取られやすい特徴があります。
窓に向かって勉強すると、道路が見える窓の場合には、自動車や人の往来が見えてしまいます。子供が気を取られているようなら、壁に向かって勉強するように、机の向きを変えましょう。

正しい姿勢で、机に座る。

勉強する姿勢が悪いと、そわそわ動く原因になります。正しい姿勢は、障害を持つ子が集中力を継続させるために必要です。
背筋を伸ばすと、疲れにくいので、長時間の勉強もできるようになります。

照明は部屋全体と左前方から。

勉強する時に手元が暗いと、鉛筆で書く時に見えにくいので、よく見ようとして顔を近づけ、姿勢が悪くなります。目の疲れも、勉強の集中力が切れる原因です。また、毎日、暗い中で、勉強していると、視力が悪くなる原因です。

照明の基本は部屋全体を明るくします。そして、勉強する手元が明るくなるように、左前方から、照明を当てます。その時に、直接スタンドのライトが目に当たらないようにします。
左利きで鉛筆を持つ場合は、右前方から照明を当てます。

勉強中は静かに、家族の協力を。

勉強中に、テレビの音や、家族の話し声が、聞こえてくると、気になって勉強に集中できません。発達障害児には、周囲の雑音に敏感な子がいます。
・子供の勉強中にはテレビは見ない。
・会話は小さい声で、なるべく控える。
・気が散る音楽はかけない。
障害児の勉強は、1人だけでやるのは無理です。家族の協力は絶対に欠かせません。

まとめ、環境作りが大切、発達障害児の勉強。

・勉強する机の上は、スッキリ片付ける。
・キャラクターの文房具はダメ。
・見える範囲の壁や窓もスッキリ。
・正しい姿勢で、机に座る。
・照明は部屋全体と左前方から。
・勉強中は静かに、家族の協力を。

うちの子は、リビングのテーブルで勉強させています。テーブルの上の、新聞や雑誌などを片付けてから、勉強を開始しています。母親の私が注意しないと、ついつい散らかったままで、勉強をしちゃいます。

発達障害児、知的障害児には、まずは環境を整えてあげることが、効率よく勉強する第一歩です。

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